笑福亭鶴光が林家木久扇を爆笑直撃!「笑点」出演50年の「裏事件」(1)「タイで天丼食えるとは」って (3/3ページ)
木久扇 で、時蔵さんが真打昇進した時、「あいつは貧乏だから」って自分の貯金を下ろして100万円あげたんです。おかみさん、ずーっとコボしてました。
鶴光 ウチの師匠の(六代目笑福亭)松鶴も、目の不自由な方の学校で講演して、もろうたギャラ、「机の1つも買うたって」と全部返したんですよ。帰ったら、奥さん「家賃、どうすんのや」って嘆いてましたで。
木久扇 ウチの師匠は怖い顔して楽屋で座ってましたけど、優しくてあったかい人だったんです。亡くなった時、弟子に1人30万ずつ配れって遺言があったんです。
鶴光 ウチの師匠、何もしてくれなかったな。形見分けはありましたけど。
木久扇 私、もらってなかったんで、ご長女に「まだなんですけど」って言ったら、「いやだわ。アンタと(二代目林家)正楽さんは食べていけるからいいって言われたのよ」だって(笑)。
林家木久扇(はやしや・きくおう)1937年10月19日、東京・日本橋出身。60年、三代目桂三木助に入門。翌年、三木助没後、八代目林家正蔵門下へ移る。69年から日テレ「笑点」のレギュラーメンバー。73年に真打昇進。2007年、親子ダブル襲名により林家木久扇を襲名。落語協会相談役。俳人協会会員。鯨の食文化を守る会副理事。出囃子は「宮さん宮さん」。持ちネタは「彦六伝」「目黒のさんま」「湯屋番」「鮑のし」など。著書に「林家木久扇のみんなが元気になる学校寄席」絵本「ラーメンてんぐ」「親馬鹿力のおかげです」「木久蔵一代 バカの中身」「キクゾーのチャンバラ大全」など。「『笑点』のオープニングで登場するメンバー紹介アニメの似顔絵は私が描いたんですけど、評判がいいんで、絶賛放映中です」
笑福亭鶴光(しょうふくてい・つるこ)1948年1月18日、大阪市出身。67年、上方落語の六代目笑福亭松鶴に入門。74年からニッポン放送「オールナイトニッポン」などのパーソナリティとして人気。東京を拠点に上方落語の発展に尽くす。上方落語協会顧問。落語芸術協会上方真打。出囃子は「春はうれしや」。師匠譲りの豪快な話芸で「相撲場風景」「三人旅」などを得意にしている。J:COMJテレにて隔週土曜「オールナイトニッポン.TV@J:COM」、J:COMチャンネル関西エリアにて毎週土曜「ジモト満載えぇ街でおま!」に出演中。「1月13日に横浜にぎわい座で笑福亭鶴光一門会を開催。茶光の二ツ目昇進祝いなど、にぎやかで楽しい上方落語の世界をご堪能あれ。ワシは『子別れ』をやりまっせ」