天才テリー伊藤対談「小峠英二」(4)小峠さんは攻めの姿勢でいてほしい (2/2ページ)
小峠 いやいや、つまらないも何も、それで優勝していますから!(笑)
テリー やっぱり惑星を入れ替えるくらいの大きいネタ、やってもらわないと。
小峠 テリーさんは当時の僕らの状況を知らないからそんなことが言えるんですよ。西村が飲み込んだクギを取り出す、という昔のネタがありまして、普通なら背中をさすったりして吐かせるところを、そのコントでは西村をよつんばいにして、僕がカンナで背中の肉を削いでいくんです。
テリー フフフ、おもしろいじゃない。
小峠 全然おもしろくないですよ! よく「芸人さんがスベった時、場がシーンとしすぎて空調の音が聞こえる」っていう表現がありますけど、そのコントの時はもっとすごかったんですから。いちばん前に座っていたお客さんが、ガマンできなかったらしくて席を立ったんですけれど、そのお客さんの足の関節がパキッと鳴った音が会場全体に鳴り響いたんですよ!
テリー ワハハハハ! そのぐらいシーンとしていたんだ。でも、それでスベったのは「13年前のバイきんぐ」でしょう。今のバイきんぐなら、そのネタをねじ伏せられると思うんだけどね。
小峠 うーん、今だったら一周回ってイケるかもしれませんけれど‥‥そもそもテリーさん、今のテレビで背中の肉をカンナで削ぐコントなんてできますか?
テリー なんなら「テリーにダマされてやったんだ」って言ってくれてもいいよ。だって、小峠さんにはもっともっと攻めの姿勢でいてほしいし、そういう存在であるべきだと思うからさ。
小峠 う~ん、その評価はありがたいんですけれど‥‥なんで年明け早々、こんなに昔の痛いネタでイジられなきゃならないんですか。なんて日だ!
◆テリーからひと言
番組では時々一緒になるけど、ゆっくり話したのは初めてでうれしかったな。スベり続けた13年間のネタだけを集めたライブをやってよ。絶対話題になるからさ。