天才テリー伊藤対談「小峠英二」(4)小峠さんは攻めの姿勢でいてほしい (1/2ページ)
テリー これ、ちょっと聞きたいんだけどさ、今のテレビのお笑い番組とかを見て普通に笑ったりすることはあるの。
小峠 あぁ、お笑いを始める前より、ネタの構成やメカニズムを観察するようにはなりましたけれど、それでも僕は普通に笑うほうだと思います。
テリー それはいいね。家でテレビを見ていて、俺の笑わないところでかみさんがウケているのを見たりすると「俺は不健康なんだな」って思わされるよ。
小峠 テリーさんからすると、やっぱり今のテレビの笑いは物足りないですか。
テリー 何て言うかな、小峠さんもそうなんだけど、今のお笑いの人たちのポテンシャルってスゴいじゃないですか。バラエティーやトーク番組に出ていて、ハズす人はまず1人もいない。もしハズしても、ぶっ倒れてでも場をおもしろくしようとするしね。
小峠 そうですね。
テリー そこが非常に頼もしい反面、そこまでお笑いの人たちがおもしろすぎると、はたして演出家が育つのかな、という心配があるんだ。だって、芸人さんを呼んで「あとはよろしく!」でおもしろくなるなら、それを手配するプロデューサーがいればいいだけじゃない。番組を「作る」才能をしぼり出す必要がないわけですよ。
小峠 あぁ、そうかもしれないですね。
テリー 最近はあんまりテレビでやる機会もないと思うけど、ネタの作り方は何か変わった?
小峠 うーん、さすがにぶっ飛んだ傾向はやめて、日常でギリギリありうるんじゃないかくらいのスケールにまとめるようにはなりましたけれど。
テリー つまらないな。