なかなか来ない……。生理周期が長くなる原因 (3/4ページ)
これを放っておくとどのようなリスクがあるのでしょうか?
ここでは、受診の目安や医療機関で行われる治療について説明していきます。
◇希発月経を放っておくとどうなるの?
一度や二度の生理の遅れは心配いりませんが、無月経や生理不順が続く場合、子宮体がんのリスクが高くなるといわれています。
また不妊の原因になる場合もあります。早めに自分の身体の状態を知っておくことが大切です。
◇医療機関を受診する目安は?
今までこんなことがなかったのに今回だけ、という場合は環境の変化やストレスが原因であることが多いので、様子を見て良いでしょう。
10代のころから生理不順や希発月経があった、最近希発月経が続いているという場合は婦人科を受診しましょう。
受診するときは、生理開始日と終了日の記録と、できれば3周期分くらいの基礎体温表を持参すると、排卵しているかどうかなど、ある程度原因の特定につながることもあります。
※基礎体温とは……朝、目が覚めてすぐ、ベッドから出る前に舌下で測定する体温のこと。これをグラフに記入した「基礎体温表」を作ることで排卵をしているかどうかを知ることができるようになる。
◇希発月経はどうやって治すの?
原因によって医療機関での治療法は異なりますが、将来、出産を希望しない場合や今回だけの場合などは経過観察となることもあります。
治療を行う場合、甲状腺ホルモンやプロラクチンといったホルモンに異常が見られる場合はその治療を行います。また生理が長期に来ていない場合は生理を起こすホルモン剤やピルを内服することもあります。
また、PCOSが原因の希発月経で肥満(BMI≧25)がある場合は、まず体重を落とすことが指示されることもあります。
なお、妊娠を希望する場合は排卵誘発剤などが処方されることもあります。
まずは自分の生理周期や基礎体温を知っておこう
自分の生理周期を把握していない人は意外と多く、前回の生理がいつ来たかわからない場合もしばしば。これでは自分が生理不順や希発月経なのかといったこともわかりません。