幼保無償化で現場はどうなったのか? (2/2ページ)

アサジョ

今のところ大きな環境の変化はないが、今後、職員が少ない中でたくさんの子どもをみることになり、一人ひとりの子どもへの手厚い対応がしにくくなることで、保育の質の低下を招くのではないかと不安に思う」(私立認定こども園/保育者(常勤・正規職員))などの声も集まったといいます。

 現場では、全てが無償ではないため混乱を招いている現状や、園児の増加による保育の質の低下が心配される状況が明らかになっているようです。保護者にとって、家計の負担なく子を預けることができる制度はうれしい限り。一方で、スタッフの負担増への見合った給与が支払われるようにならないと、我が子たちへの保育の質が下がるのでは…という点は、保護者にとっては気になる部分です。預ける園を選ぶ際に気にしたいポイントなども、これまでと大きく変わっていくのかもしれませんね。

(Nao Kiyota)

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