白鵬の時代を終わらせる「令和のサムライ力士たち」

日刊大衆

画像はイメージです
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 1月15日、大相撲初場所4日目にして2連敗中の横綱・白鵬が休場を発表した。「3日目は、白鵬が妙義龍、鶴竜が北勝富士に負け、2横綱が同日にダブルで金星を配給する結果に。これは23年ぶりの不名誉記録です」(ベテラン相撲記者)

 白鵬は今年で35歳。むしろ綱を張り続けているほうが異例と言えよう。

「“東京五輪までは現役”と、出場と休場を繰り返す延命策を取っていた白鵬ですが、本当に年内で引退の可能性が出てきました」(前同)

 そんな“白鵬王朝”に幕を下ろさんとするのが、令和の新世代力士たちだ。

「初場所でにわかに存在感を示したのが、2横綱に連勝した遠藤。初日は鶴竜から金星を獲得。さらに、先場所でかち上げを食らい、鼻血を出したリベンジとばかりに、2日目の結びの一番では、白鵬を背中から土俵に叩きつけました」(同)

 同部屋で3歳下の大栄翔が新三役に昇進して、今場所、遠藤は平幕落ちしたが、「後輩の追い越しに奮起したこともあるんでしょう。これを機に、今年は関脇、大関へ一気に駆け上がりそうです」(同)

 また、横綱候補として注目されるのが、大関の貴景勝と新関脇の朝乃山だ。「貴景勝はケガを経験しつつも、着実に白星を重ね、大関らしい安定感を見せています」(同)

 また、関脇ながら、今年一気に綱取りまで期待できるのが朝乃山だという。「188センチ、177キロと体格的にも横綱の風格十分。場所前に稀勢の里こと荒磯親方が部屋や一門の垣根を越えて胸を出し、熱血稽古をしたことも話題になりました。荒磯親方も自身の後継者として目をかけているんでしょう。元貴乃花親方と現役時代の横綱・稀勢の里の蜜月関係を思わせます」(スポーツ紙記者)

 その他、初場所で絶好調なのが初日から連勝した北勝富士と正代。 

「北勝富士は、日馬富士や稀勢の里など歴代横綱らも破り、現在、金星7つを持つ横綱キラー。2日目の横綱・鶴竜戦では横綱が一瞬引いた隙をつき、北勝富士が懐に入って、押し出し。これに自信をつけ、今年は三役にも定着するのでは」(前同)

 現在発売中の『週刊大衆』2月3日号では、このほかにもスポーツに関する特集が盛りだくさん。

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