ビートたけしの名言集「絶賛の嵐に『たけしの歌で泣いたって?』」 (1/2ページ)
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前回からの続き。去年の大晦日、紅白歌合戦に歌手として出場し、持ち歌「浅草キッド」を歌い終えた殿は、NHKホールの舞台から楽屋へ戻る道すがら、
「2カ所ぐらい歌の入り間違えたな」
「後半ちょっと突っ込んじまったな(伴奏より早く歌ってしまったこと)」
と、しきりに反省の弁を口にしていました。楽屋に戻ってからも、
「ダメだな。お笑い芸人の癖でよ、漫才やったあと、ウケなかったとこばっかり気になるのと一緒で、歌も『あ~あ、そこがダメだったな』なんて、ついそっちばっかり気になっちまうな」
と、引き続き、反省モードで振り返っていました。
そんな殿に「殿、ツイッターじゃ〈たけしの『浅草キッド』で泣いた〉〈たけしの歌、やばかった。感動した!〉〈たけしの歌にグッときた〉等々、絶賛の嵐で、お祭り騒ぎですよ」と、ツイッターのタイムラインにあがる賞賛のツイートの一部を報告すると、
「あっ、そう? たけしの歌で泣いたって? 書いてあんの?」
と、まるで他人事のような感想をまずは漏らすと、
「何? 俺の歌で泣いたって? それ、歌がヘタすぎて見てて情けなくて泣いたんじゃねーか?」
と、しっかりとボケを入れて続けるとさらに、
「大晦日に嫌なもん見たって、みんなあきれてんじゃねーか?」
と、得意の自虐ボケを加速させたのです。
ちなみに、一時ツイッターのトレンドに〈たけしの浅草キッド〉が入ってくるほど、殿の出番は大変な話題となり、とにかく〈感動した〉〈泣いた〉といった言葉が飛びかっていました。
さらにちなみに、紅白の翌日、松村邦洋さんから電話があり、「北郷君、昨日の殿の紅白、最高だったね。感動したね」といった感想を、なぜか殿のものまねで頂きました。
話を紅白の楽屋へ戻します。