ハゲとニオイの元凶は「毛包」にあった(1)コンプレックスの大半が毛包に関与 (2/2ページ)

Asagei Biz

この酵素の働きには個人差があり、活性化する酵素が強い人ほど薄毛になりやすい。でも、ヒゲは酵素が強い人ほど濃くする方向に作用します。そこが難しいところなんです」

 しかも、酵素の強さは複数の遺伝子が組み合わさって影響を与える「多因子遺伝」によって決まるため、自身でコントロールすることはできない。さらに、毛の濃さには男性ホルモンも少なからず影響しているという。

「例えばAGAの場合、前頭部と頭頂部に薄毛の症状が現れますが、理由はこの2カ所は男性ホルモンに対する毛包の感受性が強いから。一方、側頭部と後頭部は毛包の感受性が弱いので、AGAでもその部位の毛は残りやすくなるというわけです」

 つまり、残念ながら男性のコンプレックスの源となる「毛包」は、持って生まれたDNAに支配されているというのが現実なのだ。

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