フジモン、和牛、蛍原、陣内…テレビマンが嘆く「細かすぎる芸人」

日刊大衆

フジモン、和牛、蛍原、陣内…テレビマンが嘆く「細かすぎる芸人」

 2019年12月31日、お笑いコンビ・FUJIWARAフジモンこと藤本敏史(49)と、タレントの木下優樹菜(32)が離婚を発表した。

 離婚は、木下の「タピオカ恫喝騒動」が原因とみられていたが、すでに1年以上も前から同じマンション内で別居しており、本人たちは直接関係はないとしている。

 芸能活動休止中の木下とサッカー日本代表の乾貴士選手(31)に不倫疑惑が出るなど、まだまだ騒動は収束をみせないが、元夫の藤本は『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』(ともにテレビ朝日系)など、離婚後も多くのバラエティ番組に出演している。

「離婚発表の翌日、元日恒例のフジテレビ系『爆笑ヒットパレード』に出演した藤本は、“チョリチョリ~! 財産分与でいただきました”と、かつて元妻の木下が多用していた挨拶、“チョリ~ッス”を披露するなど、自虐ネタを連発。さすが芸人という姿勢を見せてくれました」(芸能記者)

 1月19日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演した上沼恵美子(64)は、藤本と木下の離婚の話題に触れ、「藤本くんをよく知っているので言わせてもらうと、男らしいんです、フジモンって。男の中の男」と、藤本を擁護した。

 離婚後も自身のスタンスを崩さず、微妙に男を上げている形だが、そんな藤本に対して意外な声も聞こえてきた。

「上沼さんからの後押しもあり、藤本さんは今後もバラエティ番組で活躍していくでしょう。ただ、番組スタッフの中には、藤本さんのことを“細かい”“ややこしい”と感じている人も少なくないんです……。たとえば、タレントがテレビ局から次のテレビ局へ移動する際には、スタッフが事前にタクシーを呼ぶのですが、FUJIWARAの場合はタクシーを2台呼ばないとダメなんです。

 ダウンタウンウッチャンナンチャンクラスの大御所コンビなら分かるんですが、FUJIWARAも藤本さんと原西孝幸さん(48)を分乗させないといけない。それが当然のようになっていて、他にも要求が多かったり、スタッフはかなり気を遣っています。藤本さんのことを“意外と面倒くさい”と感じている関係者は少なくないようです」(制作会社関係者)

■蛍原よりも宮迫のほうがやりやすい

 藤本以外にも、「細かい」「面倒くさい」と感じられている芸人の名前が挙がる。民放キー局で働くディレクターは話す。

「昨年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で、敗者復活戦から決勝に出場した和牛水田信二さん(39)は細かいですね。細かいというか“これは僕はできないです”“これはやりたくないです”と、本人のできるできないの判断が、こちらとしてはスゴい負担になるんです。

 自分のお笑い論、お笑い道としてできないということなんでしょうが、スタッフの提案になかなかノッてくれないんです。お笑い芸人として目指しているところが高みにあるというのは分かるんですが、スタッフとしては正直面倒くさいですね(笑)」

 闇営業問題で謹慎中の雨上がり決死隊宮迫博之(49)の相方・蛍原徹(52)の名前を挙げる関係者も。

「宮迫さん不在の中、『アメトーーク!』や『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)などでも、蛍原さんは1人奮闘していますが、番組内容に細かいチェックを入れたり、いろいろと要求がある。宮迫さんは企画の概要だけ説明すると、“分かった。あとはこっちでやるから”と、芸人らしい感じで、実は蛍原さんより、一見怖そうなイメージ宮迫さんのほうがやりやすい(笑)。蛍原さんと同じように、陣内智則さん(45)も、細かく確認してきますね。

 ダントツで一番やりやすいのはケンドーコバヤシさん(47)。とにかく感じがいいし、細かいことも気にしない。だけど100%、こちらが求める以上の笑いを取ってくれる、テレビマンにとっては最高にありがたい芸人ですね(笑)」(制作会社プロデューサー)

 お茶の間に最高の笑いを届けるために、裏側では、テレビに映る姿とは異なるシビアな面を見せるという人気芸人たち。これからもプロの腕前で視聴者を楽しませてほしい!

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