これが3000年前のミイラの声だ!(エジプト)※要音声 (2/4ページ)

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Mummy voice reconstruction
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・会話をするときの喉の形とは必ずしも一致しない

 ハワード氏によると、その声はミイラが棺の中に入っていたときの声道の位置で発せられたものだとのこと。そのため、会話をするときの個々の音をはっきり発音できるような形だとは限らないという。

 また長い時間の間に舌の筋肉の一部が失われているほか、どういうわけだか軟口蓋も欠損しており、そのために声道が正確に再現されていない可能性もある。

 なお、軟口蓋がない理由は不明だが、埋葬の過程で切除されたとも考えられるそうだ。
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