沢尻エリカの代役・川口春奈はお泊まり愛! NHK大河ドラマ「裏切りの戦国」女優

日刊大衆

沢尻エリカの代役・川口春奈はお泊まり愛! NHK大河ドラマ「裏切りの戦国」女優

 1月19日、2週間遅れで始まったNHK大河ドラマ麒麟がくる』は、初回の平均視聴率が19・1%と好スタートを切った。大河ドラマ通算59作目となる本作は、長谷川博己演じる明智光秀の波乱の生涯を描いた戦国絵巻。「出演予定だった沢尻エリカ被告(33)が昨年11月、逮捕され、緊急降板。代役に川口春奈(24)を立てて再撮影したため、2週間の遅れが生じました。好発進に関係者は皆、胸を撫で下ろしています」(芸能記者)

 川口が演じるのは戦国武将・斎藤道三の娘で、後に織田信長に嫁ぐことになる帰蝶。ヒロインの一人といってもいい重要な役だ。「初回に登場した川口は凜々しくて、なかなかよかった。その一方で、もし沢尻が演じたら、どうなっていたか、ちょっと見てみたい気もしましたね」と言うのは、ドラマウォッチャーでもあるエッセイストの下関マグロ氏。「川口は気丈なお姫様という感じですが、沢尻なら、もう少し妖艶な色っぽさが出ていたかも。姫というより女忍者の“くノ一”っぽい妖しさといいますかね」

 確かに大河女優が繰り広げる正室、側室、姫君、遊女、くノ一など絢爛豪華な“時代劇コスプレ”は大河ドラマの大きな見どころだ。大役を手にした川口だが、「昨年11月に総合格闘家の矢地祐介選手との熱愛が発覚。連夜の“お泊まり愛”が報じられました。12月には試合を観戦していた彼女が、矢地の勝利に大号泣する姿が会場のモニターに映って、話題になったこともありましたね」(スポーツ紙記者)

 芸能ライターの織田祐二氏が言う。「ああ見えて川口は情熱的だし、男あしらいも上手。さすがに大河ドラマ出演中にスキャンダルを起こすようなことはないでしょうが、NHK関係者は気が気じゃないかもしれません」

 けっこうお転婆な“姫君”でもあるようなのだ。

■松嶋菜々子は旭化成の水着キャンギャルとして

 さて、ここからは名だたる大河女優を、時代劇でおなじみの役どころに置き換えて品定めしてみよう。

 まずは正室タイプ。いの一番に名前が挙がるのは『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)で前田利家の正室・まつを演じた松嶋菜々子(46)だ。織田信長の家臣で豊臣秀吉の親友でもあった前田利家(唐沢寿明)が、糟糠の妻・まつとともに乱世を生き抜き、加賀百万石の礎を築くまでを描いた作品で、「健気でかわいく、しとやかさの中に強さを秘めた松嶋の演技は圧巻でしたね。土の香りのする素朴な女が一国一城の主の正室となり、それにふさわしい威厳と美しさを身につけていく過程を彼女は見事に演じきりました」(テレビ誌記者)

 本誌読者からも、「あれだけ気が利くかわいい女房に背中を押されたら、男も必死に働くよ」(43・会社員)と松嶋を絶賛する声が。「彼女は身長172センチと大柄なのに、着物が実によく似合う。90年代から00年代にかけて“ドラマ女王”の名をほしいままにした松嶋の集大成ともいえる大河ドラマでしたね」(芸能記者)

 女優としてブレイクする前の彼女は、旭化成の水着キャンギャルとして超ハイレグを着用することもしばしば。また、『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)の「近未来警察072」なるコーナーでナナ隊員にふんした松嶋がセクシーな台詞を言わされていた時期もあった。

 まさに人に歴史あり。今では黒歴史として封印されている松嶋の過去だが、そんな彼女も本誌読者は決して嫌いじゃないはずだ。

■仲間由紀恵は山内一豊の正室を好演

 正室タイプの2人目は、『功名が辻』(2006年)で戦国時代の出世譚として有名な“山内一豊の妻”にふんした仲間由紀恵(40)。信長、秀吉、徳川家康に仕え、最後は土佐二十四万石を領した山内一豊(上川隆也)の正室・千代を仲間は好演した。

「“おまえさま”と言いながら、おだてたり、すかしたり。そうやって一本気な夫の一豊を立てる千代の内助の功を、仲間は嫌みなく演じました」(夕刊紙記者)

『草燃える』(1979年)で鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻・北条政子を演じた岩下志麻(79)も、文句なしの正室タイプだ。伊豆に流されていた源頼朝(石坂浩二)が現地の有力者、北条時政の長女・政子をめとり、東国武士をまとめ上げて平家を滅ぼし、鎌倉幕府を開くまでの夫婦の物語と、頼朝の死後、尼将軍と呼ばれ、北条家の後ろ盾となって活躍する物語からなる大河ドラマだった。

「岩下志麻は若い頃から貫禄がありました。松竹の看板女優だった時代から落ち着いていて、ついたあだ名が“駆けずのお志麻”。何があっても慌てず、けっして走らないという意味です。後に映画『極道の妻たち』シリーズで泣く子も黙る姐さんを演じたのはある意味、必然だったのかもしれません」(映画誌ライター)

 彼女の美貌と悠揚たる物腰は『草燃える』でも見て取ることができる。「時代劇に出てくる尼さんて、ミョ〜に色っぽくてソソられるんですよね。岩下も、この作品で尼さんの頭巾をかぶってましたが、女を捨てたはずなのに中身は現役バリバリの生身の女、という危うさを漂わせていて、興奮したのを覚えています」(下関氏)

■女子力が高い宮崎あおい

 さて、お次は側室タイプ。正室よりは格下だが、殿の寵愛ぶりは正室以上のことも珍しくないのが側室の強み。そんな側室タイプといえば、『篤姫』(2008年)に主演した宮崎あおい(34)がいる。『篤姫』では島津家の分家から薩摩藩主・島津斉彬の養女となり、徳川十三代将軍・家定の正室となったヒロインを演じた彼女だが、「あるときは男を叱咤激励し、あるときはかわいく甘える女子力の高さは、側室に求められる資質の一つ。宮崎にも同じ匂いを感じます」(テレビ誌記者)

 当時の宮崎は大河ドラマ史上最年少の主演女優だったが、確かな演技力もあって、同作は全50回の平均視聴率が24.5%と、幕末ものの大河ドラマでは歴代1位のヒット作になった。昨年、朝日新聞が行ったアンケート「忘れられない大河ドラマ」でも『篤姫』は堂々1位に輝いている。「少女時代のはつらつとしたお転婆ぶりもかわいかったし、嫁いでからの家定との純愛や、大奥を従え、将軍家もタジタジとなる女丈夫ぶりもカッコよかった。それでも、コケティッシュな一面が彼女にはある。そこがいいんですよ」(下関氏)

『春日局』(1989年)で江戸城大奥で絶大な権力を振るった春日局を演じた大原麗子(09年没、享年62)も側室タイプだ。「大原は女房よりも愛人にしたいタイプのかわいい女。結婚するとアラが目立つようになる女房よりも、“太く愛して、長〜く愛して”あげられること請け合いです」(41・公務員)「はすっぱに見えても情の濃さは人一倍。ダメな男も懐深く受け入れてくれる器量の大きさを感じます。何より色っぽいじゃないですか」(61・嘱託社員)と、本誌読者にも彼女の根強いファンが多かった。

『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)に主演した上野樹里(33)も側室タイプ。彼女が演じた江は、織田信長の妹・お市と浅井長政の間に生まれた三姉妹の三女で、後に二代将軍・徳川秀忠の正室になる女性だ。長姉の茶々(後の秀吉の側室・淀君)とは、徳川家と豊臣家に分かれて死に別れるという過酷な運命をたどったことでも知られるが、「上野の演技は良くも悪くも映画『スウィングガールズ』や連ドラ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)シリーズのままで、時代劇らしさゼロ。でも、そこが逆に魅力的でした」(下関氏)

 現代っ子風の江は、上野樹里らしさ全開。正室にするには不安があるが、側室にするなら全然OKといったところか。

■綾瀬はるかや石原さとみはお姫様タイプ

 続いて、姫君タイプ。その筆頭は『八重の桜』(2013年)に主演した綾瀬はるか(34)だろう。彼女が演じたヒロインの山本八重は戊辰戦争で賊軍にされた会津藩に生まれ、その後、同志社大学を創設した新島襄の妻になった明治時代の女傑。なじみのない主人公のせいか、視聴率は伸び悩んだが、「綾瀬は鶴ヶ城の籠城戦で当時、最新式だったスペンサー銃を使ったり、道場で薙刀を振るったり、運動神経のよさと身体能力の高さを遺憾なく発揮してましたね」(前出の織田氏)

 天然すぎるキャラで知られる彼女には、やはりお姫様が似合うようで、「キッとした表情をした綾瀬に“ええい、下郎、下がりおろう!”と叱られたり、甘え顔で“苦しゅうない、近う寄れ”と言われたら、それだけで……」(49・会社員)

 本誌読者はツンデレ綾瀬がお気に入りのようだ。

『義経』(2005年)で主人公・源義経(滝沢秀明)の愛妾、静を演じた石原さとみ(33)も典型的なお姫様タイプだ。「静御前は白拍子(遊女)ですが、演じた石原は当時歳。ダイヤモンドの原石を思わせる輝きを放っていました。今でこそ共演者キラーといわれる彼女も、当時はまっさらの推定100%生娘。思えば、共演した滝沢と噂になったのが、彼女の初スキャンダルでしたっけ」(織田氏)

 織田信長に嫁いだ帰蝶(濃姫とも)は女優の当たり役だが、『国盗り物語』(1973年)で濃姫を演じたのは売り出し中の松坂慶子(67)だった。「大河撮影時はハタチ。高橋英樹演じる信長と並ぶと絵に描いたような美男美女で、松坂の美しさは神々しいほどでした。濃姫を演じた女優は数あれど、松坂は歴代ナンバーワンでしょう」(芸能記者)

『国盗り物語』を皮切りに計9本の大河ドラマに出演している松坂だが、姫君のオールタイム・ベストは彼女で決まりのようだ。

■長澤まさみはくノ一に

 では、時代劇で曲者っぽい輝きを放つ、くノ一はどうだろう。『真田丸』(2016年)では主人公・真田信繁(幸村)の幼なじみのヒロインを演じた長澤まさみ(32)だが、過去に出演した2本の大河ドラマ『天地人』(2009年)、『功名が辻』では、どちらも女忍者にふんしているから面白い。「三拍子がそろった現代風グラマーの長澤が、古風なくノ一を演じるというのはいいですね。必要とあらば色仕掛けもする、敵の手に落ちれば恥ずかしい拷問も受ける、そんなくノ一を、彼女に体当たりで演じてもらえたら」(織田氏)

『おんな城主 直虎』(2017年)で、後に徳川四天王と呼ばれる彦根藩藩祖・井伊直政の養母・直虎を演じた柴咲コウ(38)も、タイプ的にはくノ一だろう。「柴咲ふんする男勝りの女領主に男装の麗人のような倒錯を感じましたね。剃毛して尼さんになる場面もあった」(下関氏)

 最後は遊女タイプ。吉川英治原作の『宮本武蔵』を脚色した『武蔵〜MUSASHI〜』(2003年)で、剣豪・宮本武蔵を慕うヒロイン・お通を演じた米倉涼子(44)が放つ健康的な色香は、従来にない新鮮さがあった。「それまで映画やテレビの『宮本武蔵』でお通を演じた女優は可憐で楚々とした清純派でしたが,米倉のお通は自分の意思を持った強い女。そこが新しかった。彼女と武蔵を演じた市川海老蔵(当時は市川新之助)は恋仲になりましたが、大河の主人公とヒロインの熱愛は前代未聞。その点でも新機軸でした」(芸能記者)

 名うてのプレイボーイだった海老蔵がマジ惚れするのだから、米倉のポテンシャルの高さは遊女クラスと言うべきだろう。

 豊臣秀吉の名参謀といわれた黒田官兵衛の生涯を描いた『軍師官兵衛』(2014年)で、秀吉の正室・おねを演じたのは黒木瞳(59)彼女も遊女タイプだ。その艶姿はまさに“遊び女”。色っぽすぎる大河女優を集めた“令和の大奥”は、男たちの桃源郷なのだ。

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