天才テリー伊藤対談「小橋建太」(2)付き人の初日から馬場さんと激突!? (1/2ページ)
テリー よく聞かれる話だとは思いますけれど、今後リングに復帰する意志はまったくないんですか。
小橋 自分の中ではケジメがついていますから。やりきって引退したので、復帰は120%ないです。そもそも、リングに上がって皆さんを満足させられるパフォーマンスが可能だったら、そこでやめていないですからね。
テリー 実に小橋さんらしい言葉だね。例えば、自分でプロレスラーを見つけて育ててみたい、なんていう気持ちはありませんか。
小橋 そういう声が上がれば、今のジムで人材を集めてもおもしろいのかな、とも思います。20代前半ぐらいの体の大きい若者が練習しているのを見かけたら「(プロレスを)やってみないか」なんて声をかけたりはしていますよ。今は、体の大きな人はみんな違うスポーツに行っちゃいますからね。
テリー 最近のプロレスはエンターテインメント性を強めた内容も多くなってきて、小橋さんの時代のものとはまた違ってきていますしね。
小橋 プロレスに追い求めるものが個人個人によって違いますから、エンターテインメント性も否定はしません。ただ、自分が追い求めたプロレスを若い人たちに受け継いでほしい、という気持ちはありますよね。
テリー 具体的にはどういうプロレスですか。
小橋 ジャイアント馬場のプロレスです。馬場さんのプロレスを見て、デカくて強い男への憧れを感じましたし、僕に父親がいなかったこともあり、その面影を重ねて見ていました。
テリー 結局、馬場さんとはどのくらいのおつきあいだったんですか。
小橋 全日本プロレス入門から99年に亡くなられるまでですから、12年ぐらいですね。
テリー そうか、意外と短いんですね。