天才テリー伊藤対談「小橋建太」(4)主治医も怒るほど大変な復帰劇とは (2/2ページ)

アサ芸プラス

小橋 不思議なもので感傷的にはならなかったです。リングへの花道を見た瞬間に、「さあ、勝負だ!」と闘病前の気持ちにすぐ戻れたんですね。

テリー 最近のプロレスもチェックされているんですか。

小橋 日テレG+(CSのスポーツ専門チャンネル)でレギュラー解説をやらせていただいていますから。そこは本当にテリーさんに感謝しているんです。覚えていますか、僕の引退パーティーで挨拶をお願いした時に「小橋に仕事をあげてください」とおっしゃったことを。

テリー もちろんですよ。小橋さんはいい人だけど、不器用でね。とても世渡り上手には見えないから、本気で心配してあの言葉が出たんです。

小橋 アハハハ。あれはみんなに「感動した」と言われました。普通の引退パーティーだと、もっと当人を持ち上げるようなことを言うのが当たり前なのに、テリーさんは歯に衣着せず、僕に対する不安をズバッと言ってくださったんですよね。あれは身が引き締まりました。

テリー 挨拶のあと、何人かに「よく言ってくれた、小橋のことを本気で応援してくれてありがとう」と声をかけられましたよ。

小橋 あの言葉が、今の自分の仕事のあれこれにつながっていると思います。本当にありがとうございます。

テリー いやいや、小橋さんの不屈の精神なくして、それは成しえなかったんだから。今後も健康に気をつけて、頑張ってください。

◆テリーからひと言

 スポーツジムの経営や講演会で忙しそうで、小橋ファンとしてはうれしいかぎりだ。無理してほしくはないけど、ぜひ第2の小橋、「王道プロレス」の後継者も育ててほしいな。

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