突然姿を消した母子と同居人、自宅から見つかった大量の血痕とオウム真理教書籍の謎【未解決事件ファイル】 (2/2ページ)

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警察が車を調べると、ガソリンはほとんど空っぽの状態だった。駐車場の管理人の証言によると、7月29日に男性が一人で運転してきたという。8月10日までの料金を支払い、福岡に行くと言い残して去っていったそうだ。なお、この男性がBさんかどうかは分かっていない。
 その後も警察は、範囲を県外まで広げて捜索を続けたが、3人の行方に繋がる手がかりすら見つけることは出来なかった。

 親子ら3人は事件に巻き込まれたのだろうか。当時、マスコミの間では様々な憶測が流れたが、中にはオウム真理教事件との関連を疑う声もあった。実は、AさんとBさんはオウム真理教施設に出入りしていたことが判明しており、Aさん宅からは複数のオウム真理教関連の書籍が見つかっている。警察はオウム真理教についても捜査を進めたが、手がかりは無かったという。なお、AさんとBさんがオウム真理教の信者であったがどうかは分かっていない。1989年のオウム真理教と言えば、坂本弁護士一家殺人事件を起こしたことでも有名だ。武装化に向けて精力的に活動していた時期でもあり、信者の死亡事故なども発生していた。

 忽然と姿を消した親子ら3人。事件からは既に30年以上の月日が経っているが、Aさん親子とBさんとで旅行出発のタイミングが異なった点や、オウム真理教との繋がりなど不可解な点がいくつか残されたままだ。

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