嵐にシワ寄せ…滝沢秀明「ゴリ押し」でジャニーズ内部抗争再燃!?

ジャニーズ事務所では史上初となる2組同時デビューを果たした、SixTONESとSnow Man。
1月22日に発売されたデビューシングル『Imitation Rain/D.D.』には、2組の楽曲が入っており、ファンは自分が推しているグループの売り上げを伸ばすために、競い合ってCDを購入。結果、初週の売り上げは132.8万枚を記録。多くのメディアが「史上最速ミリオン」と報じ、あらためて両グループが注目を集めた。
「昨年8月に東京ドームで行われたジャニーズJr.単独公演の中でSixTONESとSnow Manの2組同時デビューが大々的に発表されました。1枚のCDに2組の楽曲を収録し、デビュー前には膨大な数のテレビ番組や雑誌にSixTONESとSnow Manのメンバーを登場させるといった徹底的なプロモーション戦略は、滝沢秀明副社長(37)の考えではないでしょうか」(レコード会社関係者)
滝沢氏は2018年いっぱいで芸能界を引退。引退後はジャニーズJr.の育成やプロデュースを手がけるジャニーズアイランド社長に就任。昨年9月にはジャニーズ事務所本体の副社長にも就任した。
2月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、滝沢は、自身が演出する舞台『滝沢歌舞伎』を長年にわたって支えてきたSnow Manを“ゴリ押し”していると報じている。
■新たな派閥“滝沢派”が誕生?
記事によると、2009年から活動していたSnow Manを「売れない」と見ていた故ジャニー喜多川氏に対し、滝沢は「新メンバーを導入しては?」などと、何度もデビューを提案していたという。
「そこで、京本政樹(61)の息子の京本大我(25)やジェシー(23)など、Jr.時代から人気が高かったメンバーを抱えるSixTONESと抱き合わせることで、Snow Manはデビューに至ったと『週刊文春』では伝えています。また、滝沢氏がジャニーズアイランド社長に就任してから、不祥事への厳罰化も始まったといいます」(芸能記者)
神田沙也加(33)との不倫疑惑が報じられた秋山大河(28)は今年1月に、そして未成年喫煙が発覚したジャニーズJr.内ユニット・7MEN侍の五十嵐玲央(18)は、昨年5月に退所している。
「昨年、ファンとのベッド写真が流出したHiHi Jetsの橋本涼(19)と作間龍斗(17)は、2019年内の活動自粛処分が下され、滝沢氏から“次はない”と勧告を受けたといいます。橋本と作間の不祥事に、藤島ジュリー恵子社長は“スルーしてもいい”という方針でしたが、滝沢氏の判断で厳罰処分が下ったといいます。
自分が推してきたJr.はゴリ押しデビューさせる一方で、Jr.を統率するには社長であるジュリー氏の方針も覆す。滝沢氏の事務所内での権限は日に日に増大していて、ジャニー氏亡き今、“滝沢くんに嫌われたらデビューできない”と、多くのJr.たちが感じていると『週刊文春』では報じています」(前出の芸能記者)
ジャニーズ事務所に近い芸能プロ関係者は話す。
「かつてジャニーズ事務所内の派閥は、嵐、TOKIO、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、KAT-TUNなどをはじめとする“ジュリー派”、そしてSMAP、Kis-My-Ft2、山下智久(34)をはじめとする、元SMAPチーフマネージャーのI女史が率いる“I女史派”が2大派閥だとされてきました。
ところが、I女史が『新しい地図』の3人とともに事務所を去り、I女史派は消滅。KinKi KidsやSexy Zoneを推していたジャニー氏も逝去し、ジャニーズ事務所内の派閥はなくなりました。ところが、滝沢氏が副社長に就任し、強権を振るうようになった。デビューを目指すJr.たちを中心に、新たな派閥“滝沢派”ができる可能性も考えられます」
■ジュリー派は弱体化!?
2018年9月19日発売の『週刊文春』では、「滝沢秀明&ジャニー社長vs.メリー&ジュリー母娘“最終戦争”」というタイトルで、滝沢氏と当時のジュリー副社長との確執を報じた。
その翌週、9月27日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、滝沢氏のロングインタビューを掲載。「『滝沢秀明』大いに語る」と題された記事で『週刊文春』の「滝沢とジュリー副社長との対立」説を一蹴するインタビューとなった。
「『週刊新潮』の記事は、滝沢とジュリーの関係が悪化しているという『週刊文春』の記事を引用しつつ、滝沢氏本人がこれまでの報道をきっぱりと否定するという、ジャニーズ事務所からの反論ともいえる内容でした。ただ、そうやって不仲は否定してみせましたが、実際のところ、両者は対立しているといいます。
2020年末で嵐が活動を休止し、19年には関ジャニ∞から錦戸亮(35)が脱退。山口達也(48)の脱退以降、TOKIOにも活動休止や解散説が出るなど、ジュリー派が弱体化しているようにも見えます。一方で滝沢氏は、SixTONESとSnow Manをデビューさせ、Jr.からも恐れられている。数年後には“滝沢派”がジャニーズ事務所の主流派になり、ジュリー派だった嵐の5人のメンバーも活動休止後は肩身の狭い思いをする、なんてこともあるかもしれませんね」(前出の芸能プロ関係者)
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