やきそばかおる「南野陽子さんのラジオ番組『ナンノこれしきっ!』にドキドキ」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕

日刊大衆

やきそばかおる「南野陽子さんのラジオ番組『ナンノこれしきっ!』にドキドキ」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕

 今週はラジオファンの方、必読ですよ~。私が会いに行ったのは、ラジオライターの“やきそばかおる”さんです。ペンネームも気になるところですが(笑)、やきそばさんは全国のラジオ番組に精通されている大の“ラジオっ子”で、新聞や雑誌でもラジオに関する数多くのコラムを執筆されています。かくいう私も朝起きると、まずはラジオを聴くタイプ。ラジオ談義で盛り上がってきました!

ゆま「ラジオのお話をする前に、どうしても気になるのがペンネームで(笑)」

やきそば「あはは。大した意味はないんですけどね。このペンネームを使い始めたのは2004年頃。ちょうどブログがはやり始めた頃で、僕も何か書いてみようと思ったんです。そのとき、“男か女か分からない名前”で、自分の好きな食べ物を入れたペンネームにしようと考えたんです」

ゆま「ということは、やきそばが好きなんですか?」

やきそば「大好物です。実際、僕は広島にあるオタフクソースの工場でバイトをしていたこともあるんです。一日中、ソースの匂いに包まれた職場で、幸せでしたね」

ゆま「すごい(笑)。“やきそばかおる”とは、まさにそのまんまですね」

やきそば「はい。男か女か分からない名前という点もクリアできています」

ゆま「なるほど。気になっていたことが解消できたので、そろそろラジオ談義しましょうか。といっても、私はやきそばさんみたいに詳しいわけではないですけど……」

やきそば「ゆまさんのような、若い女性がラジオを聴かれるのも珍しいですね」

ゆま「私が聴き始めたキッカケは、病気でした。病気で入院したとき、母親が病室にラジオを持ってきてくれたんです。テレビもいいけど、目を開けていないといけない。だけど、ラジオは横になって目を閉じていても楽しめるからって」

やきそば「まさにラジオの醍醐味です。僕も寝る前は必ず聴いていますし、日中の作業中も何かしながら聴いていられるエンターテイメントが、ラジオなんです」

ゆま「やきそばさんは、何がキッカケでラジオにハマったんですか?」

やきそば「僕は小学校5年生のときからラジオを聴き始めて、キッカケはカーラジオでした。親父の車に乗ると、いつもカーラジオが流れていましたね」

ゆま「今みたいに、カーナビでテレビを見るとかじゃなかったんですね」

やきそば「それどころか、ちょうどレコードからCDに変わりつつある頃で、まだ音楽を気軽に録音すらできなかったんです。だから、ラジオで流行歌を聴けるだけで、貴重だったんですよ」

ゆま「へえー。今なんて録音どころか、アプリで簡単に聴けるのに……」

やきそば「ほんと、あの頃は欲しいエンターテイメントが簡単に手に入らない時代だったので、その分、必死でした。当時、日曜の夕方に『RKBベスト歌謡 50』という番組があって、毎週50曲もの歌が流れるんです。僕はラジカセの前に座って、録音したい曲を待ち構えて、ワクワクしていたものです」

ゆま「なんか、いいですね、そういうの。当時好きだったラジオ番組は、他にもありますか?」

やきそば「たくさんありますよ。南野陽子さんがパーソナリティを務めていた『ナンノこれしきっ!』。30分番組で、トークが中心なんですけど、リスナー参加型のコーナーがあったんです。これが面白くてね。手紙を送って南野さんに読んでもらえると、“ナンノへんてつ”という名の限定グッズがもらえるんです。ただ、その中身は公開されておらず、もらった人にしか分からないんです」

ゆま「ええ!? ドキドキしちゃいますね。いったい、何がもらえるんですか?」

やきそば「一説では、番組特製のキーホルダーのようなものらしいんですが、いまだに謎なんです」

ゆま「もらった人が自慢げに公開したりしないの?」

やきそば「いやいや、今みたいにSNSもない時代ですよ(笑)」

ゆま「そっか~」

やきそば「もし今、持っている人がいても、公開しないと思います。実際、SNSで見かけませんからね」

ゆま「リスナーさんは、そこのところをよく分かってるんですね」

■『松任谷由実のオールナイトニッポン』でプレゼントを

やきそば「そうなんです。大事にしているんです。かくいう僕も『松任谷由実オールナイトニッポン』でリスナープレゼントをもらったことがあります。“ユーミンの魔法の紙石鹸”と呼ばれるモノで、実はコレ、握手券でもあるんです」

ゆま「どういうこと?」

やきそば「紙石鹸の包装紙の裏に書いてあるんです。正確な文面は忘れましたが、“この紙石鹸を持って、どこかでユーミンに会えたら見せてください。そのとき、ユーミンに時間があれば、握手ができます”って(笑)」

ゆま「ええ~!? めちゃくちゃ夢がありますね~」

やきそば「はい! 30年以上前にもらったものですが、今も大事に持っています。まだ、彼女には会えていませんが(笑)」

ゆま「いやあ、ラジオの魅力がますます分かってきました。ちなみに、現在放送されているラジオ番組でオススメはありますか? 週刊大衆の読者には長距離ドライバーの方も多くて、“ラジオっ子”も少なくないんです」

やきそば「おおっ、いいですね」

ゆま「ぜひ~!」(次号につづく)

やきそば・かおる 1975年 山口県生まれ。小学5年生からラジオを聴き続ける生粋の“ラジオっ子”。現在は『必聴ラジオ100』(三才ブックス)や『BRUTUS』(マガジンハウス)などの書籍や雑誌で、ラジオに関するコラムや特集の執筆などを行うライター・コラムニストとして活動中。全国各地のラジオを聴いており、雑誌などで年間のべ700本以上のラジオ番組を紹介している。

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