唐田えりか、鈴木杏樹、ベッキー…「芸能女優」不倫騒動

日刊大衆

唐田えりか、鈴木杏樹、ベッキー…「芸能女優」不倫騒動

 芸能界に燃え盛る不倫騒動の火に、油を注ぐようなスクープが報じられた。

 2月6日発売の『週刊文春』が報じた鈴木杏樹(50)と元歌舞伎役者の俳優・喜多村緑郎の不倫が、それだ。「2人は昨秋、舞台で共演して急接近。鈴木は13年に外科医の夫と死別していますが、喜多村は同じ13年に元宝塚歌劇団の男役トップ、貴城けいと結婚。妻のある身で鈴木を口説き落としたことになります」(芸能ジャーナリスト)

 同誌は2人の海岸デートでのキス&ハグや、ドライブ後をスクープ撮。同誌の報道後、両事務所は謝罪コメントを発表している。

 同じ“文春砲”で3年越しの不倫を暴かれてしまったのは唐田えりか(22)と女優・の夫の東出昌大。「東出はNHKの朝ドラで共演した杏と15年に結婚。3人の子どもにも恵まれ、家庭的なイクメンのイメージで好感度も高かった。そんな彼が18年公開の映画『寝ても覚めても』で共演した唐田と深い仲になり、その後もズルズルと交際を続けていたのだから、イメージダウンもいいところです」(女性誌記者)

 一方、唐田は売り出し中の清純派女優で、不倫が発覚するまでは連ドラ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)にも出演していた。あまりドラマを見ないお父サンには以前『ソニー損保』のCMに出ていた女の子、といったほうが分かりやすいかもしれない。「清楚ですが、美脚でスタイルもいいし、年上の男に甘えるのがうまそうなオーラをビンビン放っていますね」(夕刊紙記者)

 かくして世間から袋叩きにあっている東出と唐田。「国民的な人気を誇る女優の杏を敵に回したのは痛かったですね。2人が失地を回復するのは容易なことではないでしょう。昔のスターは憧れの対象でしたが、今の芸能人は親しみやすさや好感度で評価されますからね。ちょっとした失点がSNSで即座に拡散・炎上する、芸能人にとって窮屈な時代になってしまいました」

 こう解説するのは芸能評論家の三杉武氏だ。

■『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音とゲス不倫

 そんな東出と唐田とは対照的に、同じ不倫でも“大人の関係”を感じさせる粋なカップルもいた。

 1月26日に亡くなったレコ大歌手、梓みちよ(享年76)のケースが、それだ。

「彼女は71年に俳優の故・和田浩治と結婚して翌年離婚。その後は独身でしたが、西武ライオンズのエースだった東尾修氏との不倫疑惑が浮上し、記者から自宅で直撃されたことも。それでも世間に波風を立てず、相手の家庭を壊すこともなかった彼女のやり方は、成熟した大人の女のそれでした」(芸能記者)

 近年、最も叩かれた不倫芸能美女といえば、ベッキー(35)で決まりだろう。彼女が妻のいるバンドマン、『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音とゲス不倫していることがバレたのは16年1月のこと。これも文春砲だった。すぐに記者会見したベッキーは「ただの友達です」と釈明。ところが川谷とやりとりしたとされるLINEで“友達で押し通す予定!笑”“ありがとう文春!”“センテンス スプリング!”とふざけたうえ、会見自体も真っ赤なウソだったことが分かり、大バッシングされる結果に。

「交際を認めて謝罪するべきだったのに初動を完全に間違えましたね。優等生キャラで上から目線の発言も少なくなかったベッキーが、嘘をついていたことに対する反感が一気に燃え上がってしまった。彼女がぶっちゃけキャラのタレントだったら、あそこまで叩かれることはなかったかもしれません」(前出の三杉氏)

■斉藤由貴や高橋由美子も

 アラフィフ女優の不倫も世間を騒がせた。18年3月に妻子ある40代男性と酒を飲んだ後、歌舞伎町に“GO”したのは、90年代にアイドルとして活躍した高橋由美子(46)。「酒豪キャラをウリにしていたとはいえ、まさか彼女が酒場で知り合った一般男性としけ込むとは思いませんでしたね。文春砲に直撃されて逆ギレした彼女の“アタシ、もっとイロイロやってっから!”という捨て台詞も、素晴らしかった(笑)」と言うのは芸能ライターの織田祐二氏。続けて、「それにしても、“20世紀最後の正統派アイドル”といわれた彼女。オッサンたちに夢を与えてくれたのはうれしい限りです」

 17年夏に医師とのW不倫が発覚した斉藤由貴(53)も“不倫体質”が報じられた。「彼女は91年にはカリスマシンガーの故・尾崎豊と、93年には川崎麻世との不倫が発覚しています。尾崎のことは“同志のような感じ”といい、川崎のことは“傷を舐め合う仲”と表現する、独特の感性も彼女ならではですね」(芸能記者)

 斉藤も最初のうちは「家族ぐるみでお世話になっている医師」と不倫関係を否定していたのだが、「相手の男性の写真が流出するに及んで白旗を揚げ、謝罪しています。このスキャンダルで翌年のNHK大河『西郷どん』出演辞退を余儀なくされた彼女ですが、ほどなく仕事に復帰。家庭も夫と3人の子どもともども、元のサヤに収まっています」(前同)

 小泉今日子(54)も18年に妻子ある俳優・豊原功補との交際を公表したが、「悪びれず、潔い態度だったせいか、世間の反感を買わず、逆に女性ファンを増やしました」(女性誌記者)

 04年に永瀬正敏と結婚9年目で離婚したキョンキョン。以来、独身を続けているが、その間も恋の噂はチラホラ出ていた。「40歳のときは20歳年下の亀梨和也と交際。ツーショットでヨーロッパ旅行に出かけたこともありました。別れるときも“これ以上一緒にいたら彼のためにならない”と、自ら決断したといいます」(芸能記者)

 五十路にして、ますます色香を増す小泉はさすが“なんてったってアイドル”だ。

■元モーニング娘。の矢口真里と後藤真希

 一方、“事実は小説より奇なり”を地で行く不倫劇の主人公になったのが元モーニング娘。矢口真里(37)。11年5月に俳優の中村昌也と結婚した彼女だが、13年2月、自宅にモデルの梅田賢三を連れ込でいたところ、テレビのロケに行っていた夫の中村が、予定より早く帰宅。夫と間男が鉢合わせするという、最悪の事態を迎えてしまったのだ。

 結果、2人は同年5月に離婚。矢口はすべての仕事を降板。活動再開までに1年半以上かかっている。「結婚後も男遊びがやめられず、一部で“ピストン矢口”の異名を取った彼女ですが、さすがに自宅はダメでしょ(笑)」(前出の織田氏)

 18年に間男だった梅田と再婚。昨夏、長男を出産した彼女。「浮気相手と再婚したことで、ケジメをつけた形になりました」(三杉氏)

 矢口とはモー娘。から派生した『プッチモニ』でも一緒だったゴマキこと、後藤真希(34)も結婚後に不倫。世間を驚かせた。モー娘。の最大のスターだったゴマキは15年に3歳年下の一般人男性と結婚。2人の子をもうけたが、昨年3月に元カレとの“焼けボックイ不倫”が文春砲されてしまったのだ。

「その不倫も豊洲のららぽーとデートして、映画館のカップルシートでイチャイチャ。密会するのはアパホテルという東京の下町のヤンキー丸出しのチョイスなのがゴマキらしくて“超超超いい感じ”ですね(笑)。彼女が不倫を認めて謝罪文も発表。元のサヤに収まった以上、何も言うことはありません」(織田氏)

 モー娘。メンバーから漂うヤンキー臭は男にとってフェロモンなのかも!?

■女子アナの山本モナはニュースキャスターの座を2回も

 一方、不倫スキャンダルが原因で、ニュースキャスターの座を2回も棒に振ったのは山本モナ(43)。大阪・朝日放送の局アナからフリーになり、06年9月『筑紫哲也NEWS23』(TBS系)のサブキャスターに抜擢された彼女だが、同時期に民主党の細野豪志代議士(当時)との“路チュー”と不倫旅行を“フライデー”された結果、わずか5日出演しただけで、『〜23』をお払い箱になってしまう。

 その後、タレントとして再起した彼女は、2年後の08年9月『サキヨミ』(フジテレビ系)で再びキャスターに起用されたのだが、「今度は巨人・二岡智宏内野手(当時)と写真誌に激写され、出演1回で降板しました」(テレビ誌記者)

 不倫で世間を騒がせた美女優は、まだまだいる。「好きになった人に奥さんがいても平気です」という名言を残したのは葉月里緒奈(44)。彼女は95年公開の映画『写楽』で共演した真田広之と恋仲になるが、真田には手塚理美というレッキとした妻がいた。当時、真田は34歳、葉月は19歳。彼女のハッキリとしたものいいは帰国子女ならではと言えそうだが、「世間的には若い娘が生意気な、と取られた部分もあって、葉月はブーイングを浴びました。結果的に真田と手塚が離婚したことで、葉月に悪女、魔性の女のレッテルが貼られることにもなりましたね」(三杉氏)

 熱しやすく、冷めやすいのは彼女の恋愛の特徴で、「ハワイ在住の寿司職人と出会って4日で結婚、2週間で離婚というスピード記録を作ったことも。あのイチローと米国で密会したなんて話もありました」(芸能ジャーナリスト)

 元おニャン子クラブ国生さゆり(53)が長渕剛との不倫を認め、謝罪会見をしたのは95年1月のこと。2人は91年の連ドラ『しゃぼん玉』(フジテレビ系)での共演をきっかけに親密になったとされるが、「95年1月に長渕が逮捕されたのを受けて、国生が記者会見を行ったんです。彼女は長渕との不倫を潔く認めて謝罪する一方、クスリの疑惑は全否定。どっちもクロと思われるのだけは避けたい、と切羽詰まっていたんでしょう」(夕刊紙記者)

 面白いのは、この記者会見を仕切ったのは長渕の妻 ・志穂美悦子だったことで、「志穂美は国生に“すべて話してケジメをつけなさい。女優を続けたいなら、それがベストよ”と因果を含めたうえで会見させたとか。竹を割ったような性格の国生ですが、100%不倫を認める潔さが彼女らしかったですね」(織田氏)

 高岡早紀(47)が最初に“魔性の女”ぶりを発揮したのは04年6月、ギタリストの布袋寅泰と都内のバーで激写された“キス&ハグ6連発”だった。当時、彼女は夫の保阪尚希と“おしどり夫婦”のイメージで売っており、布袋には妻の今井美樹がいたが、「布袋の“火遊びが過ぎました”という発言に保阪が“ウチの嫁をいてこましておいて火遊びとは許せない。ケジメをつける”と激怒する一幕もありました。結果的に、高岡と保阪は事件の12日後に離婚。実は、その前から夫婦関係は破綻していたそうです」(三杉氏)

■松田聖子と神田沙也加は親子で

 宮沢りえ(46)は94年9月に京都のホテルで左手首を切り、自殺未遂かと騒がれたことがあるが、「原因は故・中村勘三郎(当時は中村勘九郎)との痴話喧嘩だったとも一部で噂されました。勘三郎は記者会見で“不倫? してないよ!”と声を荒げましたが説得力はなかったですね」(芸能記者)

 中山美穂(49)は18年に作家の辻仁成氏と離婚が成立したが、離婚協議中に電子音楽家の渋谷慶一郎氏との“お泊まり愛”が発覚。「同じ頃、彼女は女性誌のインタビューで“好きな人に出会いました”と告白しています」(女性誌記者)

 ミポリンって、嘘のつけない女(ひと)なんです。

 大物女優の中にも不倫経験者は多い。松坂慶子(67)は深作欣二監督と出会ったことで女優開眼。2人が長く愛人関係にあったことは公然の秘密だった。

 今では美熟女の高橋惠子(65)も、関根恵子と名乗っていた若い頃は奔放そのものだった。79年には、ヒロインを務めていた舞台の公演を10日間残して海外に失踪。原因は相手役の故・杉浦直樹と不倫したことを彼女の恋人だった作家が知り、嫉妬のあまり彼女を海外に連れ出したためといわれます」(芸能ジャーナリスト)

 樋口可南子(61)はコピーライターの糸井重里氏と10年あまり不倫関係を続けた末、93年に略奪婚を成就させた豪の者。「2人の関係は糸井氏の別れた妻も公認していたそうです。91年に樋口が写真集を発表したときも、背中を押したのは彼だったとか」(夕刊紙記者)

 最後は松田聖子(57)で締めくくろう。過去に3回の結婚歴がある彼女だが、3番目の夫となった大学准教授の歯科医とは略奪婚。最初の夫、神田正輝と結婚(85年〜97年)していた90年には、米国人俳優ジェフ・ニコルス、続いてダンサーのアラン・リードと不倫関係にあったことはよく知られている。

 娘の神田沙也加(33)も昨年12月に夫の俳優・村田充と離婚を発表した際に、ジャニーズjr.の秋山大河との不倫が取り沙汰された。「彼女は秋山との親密交際は離婚後と主張してますが、ビミョーです。現に秋山はジャニーズ事務所をクビになった。奔放な母を反面教師にしていた娘の沙也加ですが、やはりDNAは争えないのかも……」(三杉氏)

 浜の真砂は尽きるとも、世に不倫の種は尽きまじ。まこと不倫は芸能美女の勲章なのかもしれません。

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