東京五輪中止「30兆円経済損失」 テレビ・芸能界は大恐慌に突入 (2/3ページ)

週刊実話

唯一の救いは東京五輪・パラリンピックによるCM出稿効果。金額に換算し1兆円以上。五輪中継のため、新たな機材を購入しスタッフも増やした。すでに投資額は数十億円以上になっている」(民放連幹部)

 民放キー局幹部らが密かに注目している極秘シミュレーションがある。大手広告代理店系シンクタンクが東京五輪の中止、あるいは延期になった場合を想定し、一部キー局関係者に公開したものだ。

「シミュレーションを読んで思わず背筋が凍りついた。『新型コロナウイルスのパンデミックはもはや避けられない』と書かれている。中国政府は4月までにコロナウイルス騒動を収束させると宣言しているが、4月には広州、そのままミャンマーやタイ、インドなどにウイルスが広まる予測なんです。最終地点は医療施設が整っていないアフリカ…。中国の経済も崩壊する想定です。SARSが大流行した時の中国のGDPは1.7兆ドル(約185.3兆円)、世界全体の中でも4.4%しかなかった。現在のGDPは14.3兆ドル(2019年)と約8倍で世界全体のシェアも16.3%(同)を占める世界第2位の経済大国です。しかも、中国にはトヨタやホンダ、資生堂など日本の大企業がこぞって進出している。昔は『アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪をひく』と言われたが、いまや『中国が風邪をひくと、日本は熱を出す』といった経済構造です。当然、付随する広告出稿は完全にストップします。このシミュレーションにはアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)も監修に名を連ねており、情報の精度はかなり高いんです」(広告代理店幹部)

 今回の新型コロナウイスル騒動だが、テレビ界で食べている芸能人にも影響が出始めているという。

「今後、海外ロケは基本、中止や見送りになります。実は高視聴率を取っているテレビ番組の半分近くが海外ロケに依存している。日本テレビは『世界まる見え!テレビ特捜部』、『世界の果てまでイッテQ!』、『ザ!世界仰天ニュース』、『ダーツの旅』など4本以上。TBSは『世界ふしぎ発見!』、フジテレビは『奇跡体験!アンビリバボー』、テレビ朝日『世界の村で発見!こんなところに日本人』、テレビ東京『YOUは何しに日本へ?』、『世界ナゼそこに?日本人』など。

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