採血の失敗から解放されるかも。一発で決めてくれる採血上手なロボットが誕生(米研究) (2/2ページ)
そのようなはっきり静脈を視認できない患者での採血の失敗率は27パーセントで、さらに皮下脂肪が多く静脈を触診できない患者は40パーセント、衰弱して痩せた患者では60パーセントにもなるという。
繰り返し採血に失敗すると静脈炎、血栓症、感染症のリスクを高めるほか、どうしても無理であればよりコストもリスクも高い大静脈や動脈からの採血を検討しなくてはならなくなる。
このために静脈からの採血は、患者にとっても医師にとっても主要な怪我の原因だ。
それだけでなく、下手をすると採血に1時間も手間取るといったケースもあり、そのための人件費などのコスト増は、アメリカでは年4400億円相当にも上ると試算されている。
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・将来的には静脈内カテーテルや透析への応用も
「私たちが開発したような装置は、安全迅速かつ確実な採血ができるよう医療関係者をサポートし、何度も針を刺して患者に無用な合併症や痛みを与えるような事態を防ぎます」と、アメリカ、ラトガース大学博士課程の学生ジョシュ・ライプハイマー氏は話す。
将来的には、静脈内カテーテル、中心静脈アクセスカテーテル、透析、動脈ラインといった手技にも応用できるかもしれない。
次のステップは、静脈をとることが難しい患者での成功率を上げることだ。今回の研究データを採血ロボットのAIに入力し、性能アップが試みられるとのことだ。
References:New Robot Does Superior Job Sampling Blood | Rutgers Today/ written by hiroching / edited by parumo