佐藤健vs柄本佑、“不意打ちキス対決”は『恋はつづくよ』に軍配か

日刊大衆

佐藤健vs柄本佑、“不意打ちキス対決”は『恋はつづくよ』に軍配か

 2月初盤は、動悸息切れが大変だった。ドラマで心臓破りなシーンが、続けて放送されたからだ。2月4日放送の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)、そして2月12日放送の『知らなくていいコト』(日本テレビ系)の不意打ちキスシーンである!

 佐藤健(30)演じる医師の天堂が、ケガをした佐倉(上白石萌音/22)に突然キスをして「これは治療だ」と言い放ったのにはひっくり返った。前回から思っていたが、魔王というあだ名のわりに、天堂はチョロい。佐倉に心を開くのがものすごく早い。いや、そもそもこのドラマは少女マンガの実写化なのだから、細かいツッコミはなしで楽しみたい。とはいえ、あまりにも突然ではないか。ある意味、つらい過去を持つ天堂先生の情緒不安定ぶりが出ている、名シーンと言えるのかもしれない。

 しかも翌週、11日の放送回では「だったらつきあってやるよ」のダメ押し。こんなすさまじい告白って! 佐藤健の破壊力は恐ろしく、この順番がむちゃくちゃな「キスからの上から目線告白」を再度確認するため、5回にわたり見逃し配信をチェック。さらに公式サイトの「ツンデレおみくじ」までクリックしてしまい「俺は…お前を育てる」を引き当て、悶え転げまわってしまった。現在、もっと考えなければならない問題が続出しているのに、私はいったい何をしているのだろうと疑問が浮かんだが、いや、とりあえず今この瞬間は、佐藤健のこのハイクオリティなツンデレ不意打ちキスに賭ける(何を?)!

 が、誰が想像しただろうか。またもや世間を騒がせる、不意打ちキスシーンが出てくるということを。言わずもがな、2月12日放送『知らなくていいコト』の尾高(柄本佑/33)の不倫キスである。頭をつかまえ、突然のかぶりつき。ただ、このシーンはキスにときめく前に、吉高由里子(31)の首を心配した。同じ考えの方も多かったようで、ツイッターには「首がもげたかと思った」と心配する声が続出。吉高もこれを受け「大丈夫」と返している。

■『知らなくていいコト』は不幸な結末?

 話をキスに戻そう。尾高のキスシーンは、いきなりではあったが流れ的には予想内。しかもかなり状況が重い。その前に同じ場所で、尾高は妻子、そして義理の母と家庭サービスを楽しんでいたからである。ケイトが見立ててくれたものの、買ったままにしていたコーヒーメーカーでコーヒーを入れる妻を見る尾高。これだけでも少しゾッとしたのに。ケイトが持ってきたワインを飲みながら「これって不倫?」などと語り合い、「踏みとどまらなければ」と言いつつのキスはかなりマズい。

 夜中にワインを持って訪れるケイトも、間違いなく確信犯である。二人ともゲスの極み。が、そう言い切れない切なさが漂う。昨今、過熱する不倫報道とリンクし、なんとも複雑な気持ちにさせられてしまうのだ。「ケイトと共に、週刊誌の使命、マスコミの使命とは何かを考えてみたいとも思っています」。脚本家・大石静氏は公式サイトでコメントしていたが、そのとおり考えてしまった。

 同じ不意打ちキスでも、余韻が全然違うこの2本。予告を見ると元カノらしき女性が登場するが、ハッピーエンドの予感しかしない『恋はつづくよどここまでも』。一方の『知らなくていいコト』の予告では、ケイトが女性に腹を刺されており、助かるだろうがそれでも嫌な予感しかしない。後半戦は、どんな驚きの展開が待ち受けているのだろうか。罪な男たちに揺さぶられるヒロインを、ドギマギしながら見守りたいと思う。

「佐藤健vs柄本佑、“不意打ちキス対決”は『恋はつづくよ』に軍配か」のページです。デイリーニュースオンラインは、知らなくていいコト恋はつづくよどこまでも柄本佑上白石萌音佐藤健エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧