2月23日は天皇誕生日。かつて天皇誕生日が「天長節」と呼ばれていた理由を知っていますか? (2/2ページ)
天地の私欲なきゆえに永続してきたように、無私の祈りを神々に奉げる天皇陛下もまた、2680年の永きにわたって日本人に敬愛される皇室を受け継いで来られました。
だからこそ、天皇陛下の誕生日を「天長節」と呼びならわした……そんな先人たちの当意即妙なセンスは脱帽ものと言えるでしょう。
皇室と国民の絆を深める祝日としてちなみに、皇后陛下の誕生日は「地久節(ちきゅうせつ)」と言いましたが、これも天長節のペアとして同じ出典よりつけられたもので、当代においては12月9日となっています。
天は長く、地は久しく続くように、天皇皇后両陛下の絆、そして皇室と国民の絆、そして日本国が末永く続くよう、2月23日はみんなでお祝いしたいですね。
(※1)平成から令和への改元が行われたのは、今上陛下(当時は皇太子殿下)の誕生日を過ぎた5月1日。上皇陛下の誕生日である12月23日も祝日ではなくなったため、令和元年は天皇誕生日が存在しませんでした。
※参考文献:
村上重良『皇室辞典』東京堂出版、1980年7月1日
蜂屋邦夫 訳『老子』岩波文庫、2008年12月16日
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