内村光良、ヤラセ、情報漏洩、パクリ…トップMCは辛いよ!

日刊大衆

内村光良、ヤラセ、情報漏洩、パクリ…トップMCは辛いよ!

 大人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)など人気番組のMCを数多く務めるウッチャンナンチャン内村光良(55)。『NHK紅白歌合戦』の総合司会も3年連続で務めるなど、まさに日本一の司会者となった内村に、ここ最近、トラブルが続出している。

「内村さん個人のトラブルでは決してありません。内村さんがMCを務める番組にまつわるトラブルです。ヤラセ問題に端を発し、情報漏洩、そして“パクリ騒動”と立て続けに良くないことが起こっています」(放送作家)

 内村のMC番組でヤラセといえば、『世界の果てまでイッテQ!』の「祭り企画」でのことだ。

「2018年11月、『週刊文春』(文藝春秋)に宮川大輔(47)が出演する『祭り企画』のヤラセ疑惑が報じられました。放送されたラオスの橋祭りやタイのカリフラワー祭りが、実際には存在せず、番組サイドが作り上げたものだと指摘されたのですが、日テレは局としてのヤラセ関与は否定。ただ、祭り企画はすぐに休止となりました」(前出の放送作家)

 しかし、2019年7月、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が放送倫理違反があったとして、クロ判定を出した。その後、「祭り企画」はお蔵入りに――それが突如、今年2月4日、『NEWSポストセブン』で“復活”が報じられたのだ。

■まさかの“情報漏洩”が発覚して…

「番組にとっては喜ばしいニュースと思いきや、2月20日発売の『週刊文春』が、『祭り企画』の復活をめぐり、宮川の所属事務所と日テレとの間で不協和音が生じていると伝えたんです。日テレは祭り企画を復活させるため、事務所サイドにも協力を仰いでいた。しかし、情報解禁前に企画の復活が報じられてしまったことに、宮川の事務所サイドが“情報統制が甘すぎる”と激怒したとのことですね」(前同)

 番組MCの内村としては、そもそも「祭り企画」のヤラセ問題が大きな悩みの種だったところに、その復活の過程での“情報漏洩”で、出演タレントと放送局のいざこざが発生したというのだから、たまらないだろう。

「内村さんのマネジメントサイドは、彼のMCとしてのブランディングに気をつけているといいます。今や日本トップの司会者ですから、それは当然ですよね。それが分かるのが、仕事の取捨選択。オファーはひっきりなしだといいますが、決して安易には仕事を引き受けないんです。

 昨年秋からフジテレビの水曜22時枠で、風間俊介(36)らがMCを務める『BACK TO SCHOOL!』が始まったんですが、本当は、内村さんが滝沢カレン(27)とMCを務めるバラエティ番組初対面トークショー!!内村カレンの相席どうですか』が始まる可能性があったというんです。番組は過去に何度か特番として放送されたもので、レギュラー昇格という位置づけでしたが、最終的には、内村さんサイドが引き受けなかったといいます。おそらくそれは、総合的な判断として、“今、内村が受けるべき仕事ではない”と判断したのでしょう。

 また、内村さんのマネジメントサイドが、番組の内容に口うるさく言うということはないですが、しっかりと見ていることは間違いないと。おかしなことが、良からぬ内容が続くと、制作陣と話し合うこともあるということですね。内村さんも周囲をとても信頼しているそうです」(同)

 内村のマネジメントサイドが気をつけているにもかかわらず、ヤラセ問題、情報漏洩騒動以外にも、トラブルは起きてしまった。それは、前代未聞の内村MC番組間での“パクリ騒動”だ。

■ネタも形式もそっくりに

 パクリ疑惑が浮上したのは、毎週月曜日20時から放送されているドラマ型バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)だ。

「『スカッとジャパン』の放送内容が、同じく内村さんがMCを務める再現ドラマを用いるクイズバラエティ『THE突破ファイル』(日本テレビ系、毎週木曜日19時~)とネタがそっくりなのではないか、との話が出たんです。2月17日放送の『スカッとジャパン』では、立て付けが悪く、ドアが開かなくなってトイレに閉じ込められた女性の脱出法をクイズにして出題しました。そのネタ、クイズ形式とも、過去に放送された『突破ファイル』の内容にそっくりだったんです」(制作会社関係者)

 ツイッターでは「スカッとジャパン久しぶりに見たら突破ファイルみたいになってた」と視聴者に突っ込まれる事態に。

「『スカッとジャパン』が『突破ファイル』に寄せていってしまったということでしょうか……。ただ、両番組とも内村さんがMC。視聴者が混乱しても仕方ないことですよね」(前同)

 こうした視聴者の疑念、混乱の声はネットニュースでも報じられ、多くが知るところとなった。

「正直、内村さんとしてはとばっちりですよね。ただ、トラブルが大きな話題になるのも、内村さんの担当番組が、注目度の高いゴールデンだからでしょう。多くの人が見ている番組で、視聴率も高い。そうした番組のMCを務める内村さんだからこその悩み、人気者だからこその宿命ともいえるのかもしれませんね」(前出の放送作家)

 少々の逆風には負けず、内村には今後も、MCとして面白い番組をお茶の間に届け続けて欲しい!

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