２月１８日に放送された『ザ・発言Ⅹ』（日本テレビ系）で、Ｍａｔｔ（２５）が休業から歌手デビューに至るまでの道のりを明かした。今回のテーマは「嫌われから大逆転の秘策告白ＳＰ」で、Ｍａｔｔ以外にも田中みな実（３３）、ＳＨＥＬＬＹ（３５）、ＥＸＩＴなどがゲスト出演した。Ｍａｔｔは芸能界デビュー当時、ＳＮＳのＤＭで誹謗中傷を浴びていたことを告白。本当は音楽活動がしたかったが、メイクを伝授する美容家のような扱いでのテレビへの出演が増えてしまい、悩んだあげく休業に至ったという事実も明らかになった。

　休業する前は、自分自身にメイクをすることすら嫌になってしまっていたというＭａｔｔ。しかしあるときＳＮＳに上げた写真がネットニュースに取り上げられ、再びＭａｔｔのメイクに注目が集まる。そのことでＭａｔｔはメイク自体を音楽活動のための武器にしようと決意し、どんな写真を上げてもネットニュースになることを逆手に取り、戦略的に過剰なメイクと写真の加工を行ってファンを増やしていった。そしていつしか誹謗中傷の声は止んでポジティブな声が増え、今ではそのメイクと加工が「Ｍａｔｔ化」と呼ばれ、社会現象にまでなり、Ｍａｔｔは復活を遂げたという。

■ジェジュンが絶賛した歌声

　そうしたＭａｔｔの努力が実り、歌手のジェジュン（３４）からのオファーで、彼のライブにピアノ伴奏で出演。それから友人となったジェジュンと、２人でカラオケへ行ったことがＭａｔｔの転機となる。カラオケでＭａｔｔの歌声を聞いたジェジュンは、Ｍａｔｔの美声を大絶賛。歌手活動をするよう背中を押され、Ｍａｔｔはデビューに踏み出せたと語った。そしてスタジオにもジェジュンが登場、ジェジュンがアルバムでカバーしているスキマスイッチの名曲『奏』のデュエットをＭａｔｔとともに披露した。

　Ｍａｔｔの復活劇とジェジュンとのデュエットに、「こういった経緯があるからこそ、今はキラキラ輝いているのか」「自分を信じて貫いた姿勢は本当に尊敬します」「自分のことを嫌いだった人たちを好きにさせるってなかなかできないこと」「ジェジュンとＭａｔｔくんの信頼関係を一番感じた」「２人の素敵な歌声に、ウルウルしました」など、感動のコメントが続出。Ｍａｔｔは番組放送後、自身のインスタグラムに「遅くまでありがとう　大好き！お疲れ様」というコメントとともにジェジュンとのツーショットをアップしていた。これからは歌手としての活躍にも期待！