やりたいことが見つからない……夢を仕事にするってそんなに大事? 哲学者に聞いてみた #もやもや解決ゼミ (3/4ページ)
夢、自分のやりたいことが仕事になることを幸せと感じるのであれば、それが理想だと考えるかもしれませんが、やりたいことが仕事になった途端に窮屈に思ったり、「あれ、楽しくないぞ」と感じてしまうことだってありますからね。
その上、夢ややりたいことというのは変化して当然です。上記でプラグマティズムの話をしましたが、その場その場で実践しながらうまくいくように変えていけばいいのです。ですから当然夢も変化しますし、仕事だって変わっていくでしょう。
私は昨年『人生100年時代の覚悟の決め方 人生を豊かにする哲学』という本を出しました。その中でも述べていますが、これからは「覚悟ができるか」が問われます。
みなさんは情報量が圧倒的に増えた時代に生きています。情報過多の中で泳いでいかないといけません。情報に翻弄されて怖じ気づくのか、それでも前へ進めるのか、「覚悟のできるメンタル」が必要なのです。
だからこそプラグマティズムの考え方を持っていただきたいですし、試し試しやっていけばいいではないですか。人生を一種の実験みたいに捉えることができるかどうかだと思いますよ。
「夢を仕事にすることがいいこと」と決め込まず、まず何か活動する中で本当にしたいことを見つける、あるいは自分の仕事を脱構築する。その上で覚悟を持って変化していくこと。それを大事にしてください。

小川先生によれば、漠然と「自分の夢は何だろう」と考えていても答えは得られないとのこと。まず何かを始めることが大事なようですね。