こんにちは、ぽこひろです。 またまた先日、ハウコレ編集部宛にこんなご相談が。

「私は中3です。同じクラスの男子と付き合っているのですが、最近カレと心の距離を感じます。相談すれば『俺にはお前しか見えてないから』と言ってくれますが、全然なにも改善されていない気がします。」

付き合っているうちにどちらかの気持ちが離れていってしまうことは当然ありうることです。そういったとき、彼女としてすべきことはなんなのか、について考えてみたいと思います。

まずはじめに、「カレの心が離れてしまった」と感じたときの実際のカレの心理状態について考えてみましょう。

単直にいえば、カレは「調子に乗っている状態」である可能性が高いです。 彼女がいると男子は全能感にとらわれがちです。ようは、「彼女がいる俺って他の男子より優れているし、女子とも自信を持って話せるからモテるし、俺って最強！」といった感じですね。

選挙で勝つために必死だった政治家が、議員になった途端にダメな人に見えてしまうのと似ていますね。 このことを踏まえ、必ずすべきひとつのことについて次にお話します。

すべきことはひとつ。「突き放す」ことです。これは、たとえどんな結末になろうと、かならず自分自身にとってプラスになる選択肢です。

まずカレが、単に調子に乗っているだけの場合、「放置されるのは辛い。これなら私のほうから願い下げ」と冷水をぶっかけてあげることで「やべ、俺このままじゃフラれちまう」と正気になってくれます。

昔の頃の「私に一生懸命で真剣なカレ」を取り戻せるかもしれません。

しかし現実はときに厳しく、距離が空いてしまったのはカレがあなたに飽きてしまっているからという可能性も。 「こっちから突き放すだなんて、そんなことしたら一瞬でポイだお」なんて思うのもわからなくもありません。

が、それがはたして恐れるべきことでしょうか。

カップル間で「私は好きでいてもらっている」という気持ちが生まれたらそれは最悪です。 ますますカレをつけあがらせ、あなたはなんとか振られないようにカレにしがみついているだけのカッコ悪い存在に成り下がるでしょう。

それにあなたはまだ中3。これから20代を迎えていく中で、たくさんの胸焦がれる素敵な恋愛を楽しむはずです。 大人ならだれでも知っているように、必ず次の恋は来るのです。

自分を不安にさせるカレにこだわることと、自分を大切にしてくれるであろう次の恋人に目を向けること、どちらが大切かは明々白々ですね。

飽きられているだなんて、縁起でもない話も出てしまいましたが、カレの気持ちがどういったものであろうとも、「一発白黒つけておく」ためにも、カレを突き放す、もしくは「私のこと本気なら、態度で示して」とズバっと言い切ることの大切さがおわかりいただけたでしょうか。

こんなふうに理屈で考えずとも、恋愛は気持ちでするものであり、自分自身の幸せのためにするものです。 不安だから「不安です！」、距離を感じるから「好きならもっとちゃんと愛して！」とハッキリ言うことは、たとえ相手に「こいつ面倒」と思われようとも大事なことなんだと言えるでしょうね。

（川上ぽこひろ／ライター）

（ハウコレ編集部）