働く女性の4割が増税後、お金に関する意識で変わったこと・積極利用していることは? (2/3ページ)
QRコード決済利用者は、増税を機に3倍以上に
Q. 直近1カ月の間、QRコード決済をどのくらい使った?
QRコード決済をよく使ったという人は、2019年6月のアンケートでは4.1%でしたが、2019年11月のアンケートでは13.2%まで増加。QRコード決済を使う理由は、2019年10月の増税をきっかけに、ポイント還元や割引キャンペーンが適用されるから、とお得になるといった理由がほとんどでした。
またライフステージ別で見ると、よく使ったと回答した人はとくに「アラサー独身女性」が15.0%と全体より高く、上記の理由のほか、「急いでいるときにすばやく支払いができて楽」といった、スマートに会計できるからという理由も目立ちました。
・「QRコード決済を使う理由は?」【ユーザーコメント】
「財布を出さなくてもコンビニで楽に払えるから」(ネコさん/35歳女性独身)
「キャッシュレス決済で割引してもらえるから。スムーズに会計できるから」(ゆうさん/35歳女性独身)
増税をきっかけに4割がキャッシュレス決済を使うようにQ. 増税以降、お金に関する意識で変わったことは?
増税以降、お金に関する意識で変わったことについて聞いてみると、「キャッシュレス決済を積極的に利用するようになった」44.5%、「何も変わらない」37.2%、「外食を控え、テイクアウトするようになった」14.2%、「より安い商品を買うようになった」13.4%、「チラシや特売情報を積極的にチェックするようになった」8.1%、「その他」1.3%でした。
また、ポイント還元キャンペーンのために「キャッシュレス決済を積極的に利用するようになった」と回答したのが44.5%。対して「何も変わらない」という人が37.2%おり、その人たちは、「増税以前から無駄な出費はしていなかった」、「本当に必要なものにお金をかけたい」と、増税に関わらずメリハリをもってお金を使っている傾向がうかがえました。