チュート徳井義実“NHKも早期復帰切望”で見えた「宮迫博之との差」

日刊大衆

チュート徳井義実“NHKも早期復帰切望”で見えた「宮迫博之との差」

 2020年2月24日、お笑いコンビ『チュートリアル徳井義実(44)の芸能活動再開が決まった。徳井は2019年に法人税の巨額申告漏れが発覚し、同年10月26日に活動自粛を発表していた。

 その後、表舞台から姿を消していた徳井だが、2月24日に沈黙を破り、Yahoo!ニュースで芸能レポーターの中西正男氏を相手に心境を語っている。

 しかし、復帰については批判的な意見も多い。「早すぎる」「徳井が出ると気分が悪くなる」とネットでは批判的な声も飛んでいる。また、徳井と同じく、かつて約7500万円の申告漏れをしたタレントの板東英二(79)は復帰するまでに1年かかったが、徳井はわずか4か月の自粛で終わったことも「甘い」とされる理由の1つだ。

「批判されるのはやむをえませんね。徳井の申告漏れは板東とはケタが違う。徳井は7年間で累計およそ1億8000万にわたる巨額の申告漏れで、うち2000万円は、本来は個人的な買い物を“芸能活動の経費”として計上したことから所得隠しと判断されたのです。意図的に行っていたのならば“脱税”ですが、今回はその立証が難しいことから、“申告漏れ”の範疇で収まりました。ハッキリした罰を受けなかったことが、余計に世間の反感を買ったのです」(芸能記者)

 しかし、復帰に1年かかった板東とは違い、なぜ徳井はここまで早く復帰することができたのだろうか? 意外な理由を、バラエティ番組スタッフは明らかにしてくれた。

コンプライアンスに厳しいNHKが徳井を切望!?

「徳井さんは、お金の面のルーズさに関してはフォローのしようがない人ですが、実はそれ以外は、評判が抜群にいい。業界で彼のことを嫌いな人は、ほとんどいないのではないでしょうか。たとえば、2019年夏に放送された『TOKIOカケル』にて、指原莉乃(27)は、タピオカドリンクに関する話題になった際に“試しに飲んだけど旨いよな”と徳井さんが同意してくれたことについて“この人、一生モテると思いました”と称賛したことがありましたが、こうした人の好さがスタッフにも伝わっているんです。

 象徴的なのが、民放よりもコンプライアンスがはるかに厳しいNHKのスタッフが、徳井さんの復活を切望していたことです。2019年12月24日に放送された『さよなら!アローン会』において、スタッフは放送ギリギリまで“徳井さんを出すことはできないのか”と検討していたそうですよ。結果的に徳井さんは出演しませんでしたが、自粛中にもかかわらず、共演者の今田耕司さん(53)や岡村隆史さん(49)が徳井さんの近況を語っていたり、テロップで“徳井近況報告!”と出たり、徳井さんの存在を隠すようなことはしませんでした」(バラエティ番組スタッフ)

 徳井とは別の不祥事で活動自粛になった雨上がり決死隊宮迫博之(49)は、現在も地上波テレビに出られておらず、YouTubeのみで活動になっている。

「宮迫さんも決して人望がなかったというわけではないです。ただ比べると徳井さんが圧倒的に好かれていたとは言えるかもしれません。“早く徳井さんと一緒に仕事がしたい”というスタッフがとにかく多いんですよ」(前同)

 前出の中西氏とのインタビューや、2月23日に行われた謹慎明けの会見では、徳井は自身の不祥事について真摯に向き合い、経緯についても丁寧に謝罪していた。「納税の環境や税理士さんについて現状をお伝えしますと、去年の11月から税理士さんは新しく東京の人に変わっています。遅すぎるんでしょうけど、その方のアドバイスもあって税金に関するセミナーを受けに行ったりはしていて、個人事務所もその方に管理をお願いするようにしました」と、インタビューで語っていた徳井。彼は関係者各位の協力のもと、すでに納税手続きを完了していることや、社会保険に加入したことも明らかにしている。

 まだまだ批判の声もある徳井の活動再開。近々にありそうな地上波テレビ復帰の際、彼はなんと語るのだろうか。

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