佐藤健は、ドラマや映画などで毎回まったく違うキャラクターを演じ分け、現在放送中の上白石萌音主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』（ＴＢＳ系）では超ドＳドクター役がドハマリだと話題になっている。そこで今回は、１０～５０代の女性２００人に「佐藤健が一番かっこよかった作品」について聞いてみた。

　第３位は、２００９年放送のドラマ『メイちゃんの執事』（フジテレビ系）。

　同作で佐藤は、ヒロインの幼なじみで執事を目指す柴田剣人役を演じた。『メイちゃんの執事』を選んだ人からは、「今でも覚えているぐらいとにかくかっこよかった。イメージと役柄が合っていた」（２７歳／女性／主婦）、「弟キャラがかわいかったです。不器用そうで優しい感じ」（３５歳／女性／学生・フリーター）、「役ではなく、本物の佐藤健に近い感じ。ちょっと抜けているところが愛らしくてよかった」（３４歳／女性／研究・開発）、「漫画のキャラクターが佐藤健にそっくりだった。執事として頑張っている姿が印象的でした」（２２歳／女性／学生・フリーター）、「友達だけど、好きでいつも側で守っている演技がよかった」（２７歳／女性／学生・フリーター）など、若い佐藤の等身大の演技を挙げる人が多かった。

　第２位は、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』（ＴＢＳ系）がランクイン。

「魔王」と呼ばれるクールで超ドＳのドクター天堂浬役を演じている佐藤。そんな天堂に片思いし続けてきたヒロインによって徐々に心を開いていく天堂の演技にひきつけられている人は多い。「あまり笑わないツンデレぶりが良い」（２２歳／女性／学生・フリーター）、「ドＳの役が似合っているし、ドキドキさせられます。冷たい中に見せる温かさがある」（３３歳／女性／主婦）、「セリフのひと言ひと言がかっこいい。話し方が好きです」（１７歳／女性／学生・フリーター）、「医者の白衣がよく似合っている。医者役がぴったりハマっている」（５２歳／女性／主婦）、「ツンデレで不器用な感じが好き」（１８歳／女性／学生・フリーター）など、クールながら感情の揺れを表現する演技力が評価されていた。

■原作を裏切らないハマり役！

　そして第１位は、映画『るろうに剣心』シリーズ。

　佐藤演じる“伝説の剣客”緋村剣心の活躍を描いた同作。実写化の際には原作漫画ファンから不安の声も上がったが、迫力あるアクションシーンとキャラクタービジュアルの再現度の高さから、佐藤にとって最大のハマり役といわれている。『るろうに剣心』を選んだ人からは、「実写化で良いと思った作品は少ないが、佐藤健の剣心は抵抗なくすっと見ることができた。本家に寄せようとするあまりわざとらしくなったりせず、良い意味で力が抜けていた」（３４歳／女性）、「優しい顔と怖い顔と両方が漫画の緋村剣心のイメージ通りだった」（３０歳／女性／主婦）、「印象的な目の演技、ずば抜けた身体能力、端正な顔立ちと優しい雰囲気が良かった」（４４歳／女性）、「長髪で色っぽくてかっこよかった。漫画ファンを裏切らなかった」（４０歳／女性／主婦）、「とにかくアクションがすごかった。剣術もすごくて圧倒された」（４６歳／女性／総務・人事・事務）、「物語の中で浮くこともなく、存在感もしっかりあった」（３５歳／女性／総務・人事・事務）、「かっこいいのはもちろん、殺陣での動き一つ一つがきれいでムダがなかった」（２０歳／女性／学生・フリーター）など大絶賛されていた。

　ちなみに映画『るろうに剣心』シリーズの最終章は、７月３日に「Ｔｈｅ　Ｆｉｎａｌ」、８月７日に「Ｔｈｅ　Ｂｅｇｉｎｎｉｎｇ」が公開予定。武井咲、蒼井優、青木崇高、江口洋介らおなじみキャストに加え、今作には新キャストとして新田真剣佑の出演も発表された。佐藤健ファンならずとも必見！