バイきんぐ西村のブッ飛び人生相談!40代女性「ハマれるものがみつからない」

日刊大衆

ポーズを決めるバイきんぐ西村瑞樹 撮影:飯酒盃 智明
ポーズを決めるバイきんぐ西村瑞樹 撮影:飯酒盃 智明

 一向に上がらない給料、ブラックな職場、家族や知人とのギクシャクした人間関係……現代人はさまざまな悩みを抱えている。誰もが納得のいく答えがほしいが、相談相手がいない方もいるだろう。そこで本サイトでは、読者が抱えるお悩みを解決してもらうべく、ある人物に緊急取材を行った。

 集まったお悩みに真剣に答えてくれるのは、お笑いコンビ『バイきんぐ』の西村瑞樹(42)。“ポンコツ芸人”、“奇人芸人”として知られる西村だが、実は業界内の一部では、“本質を見抜く男”ともささやかれているとか……。1月28日には、波乱万丈な生きざまがつまったエッセイ『ジグソーパズル』(ワニブックス)を上梓した西村。深刻な悩みに対し、はたしてどんな回答をしてくれるのだろうか!?

■本日のお悩み

 私はいろいろなことに興味がある人間で、手を出しては次、また手を出しては次とやっています。現在はゴルフにハマっていて、お得なクラブセットを買いました。どうすれば1つのことにハマれるでしょうか?(40代女性・独身)

■テントはボロボロになっても使う

私はいろいろなことに興味がある人間で、手を出しては次、また手を出しては次とやっています。現在はゴルフにハマって、お得なクラブセットを買いました。どうすれば1つのことにハマれるでしょうか?(40代女性・独身)

 すごくアクティブな方で、これはめちゃくちゃ良いことだと思いますね。ただ、手を出したものが合わなかったりすることは、誰しも絶対あると思うんですよ。多分、何やって良いかわからない人や趣味がない人は、新しいことをやり始めたときに「あーそんなすぐにやめて」とかいじられるのが嫌なんですよね。

 だけど、この人はいっぱいやっているから、いつか本当にハマれるものが見つかるんじゃないでしょうか。いろんなことをやるのはすごく良いことだと思います。

 僕はキャンプが好きなんですけど、自分がキャンプを始めたときは、一気に20万円分くらいの道具を買いました。自分が一目惚れした道具を買うというか、少々値が張っても、“これ買いたい”と思うのがあったら買ったほうが良いですね。そうするとその道具を使いたくなるというか。「これを育てたいな」ってなってくる。道具から入るってのもありだと思います。

 テントもボロボロになっても使っているやつもあります。ただね、道具に関しては飽きるっていうのがあるんですよね。テントは経年変化を楽しむものではないので、ゴルフだとなんだろうな。味のあるゴルフバッグとかかっこいいと思うんですよね。

■道具から入るのもあり

 バッグに限らず、すごく良い道具を買ってみるのはありだと思いますよ。使わないともったいないって気持ちが芽生えるときもありますから。

 前に4000円の火吹き棒を買ったら、2万円の斧が届いたことがありました(笑)。意味わかんないですけどね。そんな配送のミスあるのかよと思いましたが、それがたまたまかっこいいものだったんで、そのまま買っちゃいました。今では、それを見ながら酒も飲みますね~。斧がかっこよく見える丸太も買いました。

 このお悩みの方の、いろいろやる姿勢はめちゃくちゃ良いなと思います。僕もキャンプ以外にもいろいろやりたいことはあるんですよね。そば打ちとか。実はそば打ちセットも買ったんですけど、まだ1回もやっていないです。道具は完璧に揃っていますが、あとは打つだけ。今年打つでしょうね。そば打ちのDVDまでついて4〜5万円しましたね、まだ打ってないけど。いや今年打つでしょう。

 お悩みの方は、ハマれるものが見つかってないだけじゃないですかね。やりたいことをやる姿勢はすごく良いです。いつか見つかると思います!

回答:やりたいことをやる姿勢はすごく良い。いつかハマれるものが見つかるはず。自分が一目惚れした道具があれば、少々値が張っても買うべき。道具からハマる可能性もある。

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