佐藤健・上白石萌音『恋はつづくよどこまでも』高視聴率を獲得した絶妙な相性

日刊大衆

※画像はTBS『恋はつづくよどこまでも』番組公式ホームページより
※画像はTBS『恋はつづくよどこまでも』番組公式ホームページより

 ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)が絶好調だ。視聴率は尻上がり、公式ツイッターのフォロワー数は27.5万人、インスタグラムのフォロワーは60万人を突破! 正直、最初はここまで人気が出るとは予想できなかった。いや、それどころか佐藤健(30)、カッコつけすぎじゃない? と引いていたぐらいだ。

 しかし今では、身を乗り出し見ている。一話ごとに違うシチュエーションで拝めるツンデレ。キスも居眠りキスやら壁ドンキスやら、バラエティ豊かなことよ!

 病気で倒れても、ツンデレを忘れない天堂先生(佐藤健)。「早く帰れ」といいながら手を握って離さないってーッ! 女子の夢を最高の角度とタイミングで表現してくれる、夢の彼氏。それが天堂先生なのだ。

 彼にこれだけキュンキュンくるのは、上白石萌音(22)の愛嬌の塊のような存在があってこそだ。どこから見ても性格が良さそうで、ちょっと垢抜けない彼女が演じるからこそ、自分を重ね合わせ、妄想恋愛が実現できるのである。

「先生と釣り合っていない」とすねながらも、グイグイ迫る佐倉のキャラもいい。ソフトクリームを口につけて「ん!」と天堂に冗談でキスを迫るシーンは、まさに勇者。見事に天堂からキスされたあの瞬間「ありがとうございますー! こんなんナンボあってもいいですからね!」と画面に向かって叫んでしまった。とにかく叫びたくなるドラマなのである。

 主役コンビだけではない。来生(毎熊克哉/32)と酒井(吉川愛/20)、流子(香里奈/36)と仁志(渡邊圭祐/26)の2組も良い感じで進行中だ。パターンの違う恋愛を見守る、合コン幹事の目線を楽しめるのも『恋つづ』の魅力のひとつ! 世の中に重いニュースが続いているここ数週間は、特にこのドラマの「それなりにゴタゴタはあるけれど早々にケリがつく安心感」が本当にありがたい。

■ライバル・清原翔との恋の勝負は?

 来生先生が佐倉に告白するが、三角関係にならずアッサリ身を引く。天堂先生の前に昔の恋人にそっくりな若林みのり(蓮佛美沙子/29)が登場しても、あっさりフラれる。ああ、なんてスムーズ。映画『グレイテスト・ショーマン』同様の爽快さを感じる。不穏な空気が起こるもサッサと主人公に都合良く解決していき、いいタイミングで感情を増幅させる音楽が入るあの感じ!『恋つづ』もEDのOfficial髭男dismが歌う『I Love…』がすさまじく良い。

 恋愛は限りなく盛って描いているが、看護師の仕事についてはリアルに描かれているのも、ドラマの安定感のひとつとなっている。このお仕事ドラマとラブストーリーのバランスの絶妙さ。なるほど、脚本が『ナースのお仕事』の金子ありささんであった。うまいはずである。

 第7話では天堂がセレブ患者の上条(清原翔/27)に「精神的苦痛を与えられた」と訴えられるところで終わったが、第8話に向けて何の心配もしていない。絶対に丸く収まる。そしてそれがきっかけで、またもや天堂と佐倉の愛が深まる! 疑いようがない幸せをくれる『恋はつづくよどこまでも』。さあ、今週も安心してときめこう。(田中稲)

※画像はTBS『恋はつづくよどこまでも』番組公式ホームページより

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