「ゲス不倫」東出&唐田が映画『パラサイト』で起死回生!? (2/3ページ)

日刊大衆

 濱口監督は東京大学の映画研究会を経て、東京芸術大学大学院映像研究科に入学したのですが、そこで黒沢清監督の下でいろいろと学んだそうです。黒沢監督は濱口監督の手掛けた作品『ハッピーアワー』について”ゆっくりとリアリズムを積み重ね、後半のある時を境にフィクション・ファンタジーに変わっていく瞬間があって、それがものすごく驚きで感動的”と評しています。今回の『寝ても覚めても』も、同様のことがいえると思います。

 実際『寝ても覚めても』は専門誌『キネマ旬報』のランキングでも2018年の日本映画第4位に選出されるなど、非常に評価が高い作品。カンヌ映画祭にも出品されているし、世界レベルであることは間違いありません」(映画ライター)

『寝ても覚めても』は2020年2月19日にWOWOWでも放送されたが、賛否両論。主演の東出と唐田のセリフや場面の数々が、現実の不倫を連想させる場面ばかりだったのだから無理はない。

初のキスシーンとは思えない演技力もいまにして思えば……

「焼肉店で東出が唐田との出会いを“運命だ”と話したり、唐田の友人役の伊藤沙莉が唐田に“あれはあかん。一番あかんタイプのやつや。泣かされんのも目に見えてんで”と忠告するシーンが“意味深”とする声が多いですが、やはりすごいのはキスシーン。唐田と東出が音を立てて30秒以上も濃厚なキスをする場面があるんですが、実はあの場面は撮影初日で、唐田にとって初のキスシーンだった。

 しかも、記者会見では“麦と亮平(東出は1人2役)で東出のキスが違った”、“東出にでっくんと呼んで、と言われた”、など、いまにして思えば……という発言ばかり。他にも取材のたびに東出への恋愛感情をほのめかすような発言ばかりしていました。

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