TKO木下、事務所退社!パワハラ被害芸人は本バカ売れのブレイク中!!
3月5日、お笑いコンビ・TKOの木下隆行(48)が、所属する芸能プロダクションを3月15日をもって退社すると発表した。
事務所のホームページでは、「弊社所属タレントのTKO木下隆行は、2020年3月15日をもって弊社を離れる事になりました」と伝え、「今後は弊社を離れ、フリーとして引き続き芸能活動を行っていきます」と報告。
ただ、TKOは解散することはなく、「木本武宏は引き続き弊社所属で芸能活動を行います」と、相方の木本武宏(48)とはコンビを継続するとし、「今後とも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします」と発表した。
木下といえば、昨年、後輩芸人へのパワハラ疑惑が複数のメディアで報じられ、年末年始からここ最近はテレビから姿を消していた。
事の発端は2018年6月、事務所の先輩である、お笑いコンビ・よゐこの濱口優(48)とタレントの南明奈(30)の結婚パーティ。
会を仕切った木下が、参加した芸人から会費を徴収。しかし、パーティの費用は結局、濱口がすべて支払ってくれたという。にもかかわらず、木下は集めた金を返金しなかったという。
それを後輩芸人のオジンオズボーン・篠宮暁(37)にその年の年末の事務所ライブでイジられると木下が激怒。楽屋でふたを開けていないペットボトルを投げつけ、篠宮の左目に直撃させてケガを負わせたと報じられたのだ。
■他の後輩芸人へのパワハラも……
2019年10月発売の『女性自身』(光文社)では、数年前のある番組で「安田大サーカスのクロちゃん(43)が木下をイジる」というドッキリ企画を行ったところ、木下がクロちゃんに激怒し、収録後の楽屋でクロちゃんに土下座させ、革靴で頭を踏みつけていたと報じた。
加えて同月の『FRIDAY DIGITAL』でも、木下がお笑い芸人の“闇営業”問題で、芸人と反社会的勢力のパイプ役を担ったとされる、カラテカの入江慎也(42)と懇意にしていて、入江主催のクラブイベントなどで、未成年と思しき女性をナンパしていたという報道もあった。
事情を知るお笑いプロ関係者は話す。
「業界関係者の間では、“木下さんにはまだ明らかになっていないスキャンダルがある”ともささやかれていて、新規の仕事を受けたあとに、新たなスキャンダルが発覚したら、トラブルになったり、最悪、賠償金が発生する可能性もある。そのため、木下さんの所属事務所は新規の仕事を入れず、現在に至るまで活動休止状態だったんです。
木下さんは後輩への言動について、かなり反省していたようで、芸人としての仕事がない間は禊(みそぎ)のためなのか、ボランティアを行っていたといいます。また、自分と向き合うため、年末年始にかけてはお遍路さんにも励んでいた。ただ、徒歩ではなく自転車で巡礼していたようですが……」
■オジンオズボーン篠宮はブレイクの兆し
2月16日、安田大サーカスのクロちゃんがツイッターを更新し、所属事務所の新年会に参加したことを、集合写真とともに報告した。クロちゃんのすぐ近くにはTKOの木本がいたものの、木下の姿はなかった。
「新年会の時点で、木下さんの退社は決まっていたのかもしれませんね。パワハラ報道が少し落ち着いた頃、事務所サイドからケガを負わせた篠宮さんだけではなく、“これまで迷惑をかけてきた事務所の人間にも謝れ”と指示があったそうで、後輩芸人らに木下さんから謝りの電話が入ったようです。それでも周囲の理解は得られなかったのかもしれません……。
また、特にここ最近はテレビ局はコンプライアンス遵守を徹底していて、“パワハラ”イメージのある木下さんの起用を嫌がっていたとも言われています。地上波への復帰は難しいという判断で退社を決意したのかもしれません。ただ、事務所を去るもののTKOは解散しない。相方の木本さんは関西でレギュラー番組を抱えていますし、俳優としてドラマや映画にも出演していますからね」(前出のお笑いプロ関係者)
一方、木下退社の要因ともなった、ペットボトルを投げつけられ左目にケガを負ったオジンオズボーンの篠宮は、2月18日に『オジンオズボーン篠宮暁の秒で暗記! 漢字ドリル』(宝島社)を発売。
「秒で漢字暗記」は、篠宮が独特のリズムで漢字の書き方を紹介する動画シリーズ。中でも「鬱」の覚え方は、ツイッターで300万回再生を突破しており、新しい地図の草なぎ剛(45)や、書道家の武田双雲氏(44)らにも注目され、話題を呼んでいた。
「篠宮の手がけた漢字ドリルは、重版がかかるヒットとなっているそうです。情報番組などからも取材を受け、“漢字芸人”としてブレイクしつつある。ケガを負わせた木下は事務所を退社、ケガをした篠宮はブレイクの兆しと、因果応報ってこういうことなのかなと思ってしまいますよね」(前同)
事務所を退所してフリーで芸能活動を続けるというTKO木下だが、今後どのような活動をしていくことになるのだろうか――。