歌手のＪＵＪＵ（４４）が東京・上野広小路の酒場ロケで出会った、大ファンだという男性に対して見せた神対応に、視聴者から称賛の声が寄せられたようだ。

　この様子が見られたのは、３月４日放送の『１億人の大質問!? 笑ってコラえて！２時間ＳＰ』（日本テレビ系）でのこと。ＪＵＪＵは酒場で自ら取材交渉を行い、そこに出会った飲み客と交流していく、“朝までハシゴの旅”コーナーに登場した。

　バラエティ番組にめったに出ないというＪＵＪＵは、「朝までハシゴの旅がすごく好きなので。所さんの大ファンですから」と、ＭＣの所ジョージ（６５）にアピール。続けて「恥ずかしがり屋の弱っちいヘタレですよ」と自虐気味に語ると、「ロケの本番前は子鹿のように震えていました」と告白した。

　ロケは上野広小路駅の終電時間である午前０時３８分スタートで、始発時間の午前５時８分までの約４時間半。シャイだと自称していたＪＵＪＵだったが、１軒目のホルモン焼き店から積極的に取材交渉を行い、サラリーマン３人組と飲み始めた。

　そして、２軒目の焼き鳥店で出会った地元の社長グループに誘われ、３軒目はスナックへ。そこへ、偶然近くて飲んでいた、ＪＵＪＵの大ファンだという社長仲間の男性が呼び出され、ＪＵＪＵの曲である『奇跡を望むなら…』を朗々と歌いながら登場した。

　男性はＪＵＪＵのデビュー当初からのファンで、「ＪＵＪＵさんの前でＪＵＪＵさんの歌を歌うことが夢だった」と語り、カラオケで映画『麒麟の翼』の主題歌『ｓｉｇｎ』を熱唱。そして、男性は１番を歌い終わると演奏のキーを原曲に戻し、ＪＵＪＵにマイクを渡した。

■ファンとハモるサービスぶり

　すると、男性の目の前でＪＵＪＵが２番を歌い始め、スナックの客たちは「（歌唱力のレベルが）ぜんぜん違う」などと感激。男性がうっとりと歌声に聴き入っていると、今度はＪＵＪＵがキーを男性用に戻し、曲の後半を一緒に歌ってハモるという大サービス。店内はライブ会場のような盛り上がりを見せていた。

　これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「ＪＵＪＵのサービス精神すげぇ」「好きな歌手の生歌聴きながら隣でお酒飲むとか最高すぎる、夢ある〜」「ＪＵＪＵさん気さくでいいなぁ〜。ますます好きになるわぁ〜」などと、神対応に多くの称賛の声が寄せられていた。

「ＪＵＪＵは一緒に飲んでいたサラリーマンの男性に、“めちゃくちゃお酒飲みそうなイメージ”と言われると、“めちゃくちゃ飲みます”とうなずき、飲酒は声に影響ないのかと問われると、“消毒ですから”と豪語していました。本人はシャイだと言っていましたが、飲み客とのぶっちゃけトークが面白かったので、もっと酒場ロケ番組に出てほしいですね」（芸能誌記者）――ＪＵＪＵの酒場放浪記？