プロ野球開幕延期でも…「エース&ローテ」“マル秘”鑑定

日刊大衆

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 新型コロナウイルスの流行で、20日に予定されていたプロ野球の開幕が4月10日以降に延期された。

「NPBでは感染予防の専門家も招き、協議を重ねてきました。そこで出た結論は、“オープン戦のように無観客試合では経営が成り立たない。観客を入れることは絶対条件”というもの。現在、3週間ずらした4月10日の開幕で調整されており、交流戦やCSの中止も検討されています」(セ球団関係者)

 開幕が延期されるのは、2011年の東日本大震災以来(3月25日開幕が4月12日に)。各球団とも投手陣の整備をめぐり、悲喜こもごものようだ。野球解説者の里崎智也氏が言う。

「発表されている開幕投手が、変更になる可能性もありますね。菅野(智之)とか則本(昂大)のような“絶対的エース”のいるチームは変更しないでしょうが、そうでないチームは変えてくる可能性もあります」

 気の毒なのは、開幕を任されるエースたち。「開幕投手に指名されると、試合まで生きた心地がしないもの。この緊張が、さらに1か月近く続くなんて地獄だよ」(球界OB)

 さらに、「延期による過密日程が、投手陣の疲弊を招く」(前同)との指摘もある。「とどのつまり、今季は例年以上に投手力、それも試合を作る先発ローテーションの整備が重要になるということだね」(同)

 早くも大荒れの予感がする今季ペナント争いだが、各チームの開幕エースと先発ローテの仕上がり具合はどうなのか? 以下、レポートしてみたい。

 まずはセ・リーグから。連覇を狙う巨人は、開幕投手の菅野の仕上がりに注目が集まる。

「去年は腰痛で不本意な成績となった。体の開きが早くなり、甘く入ったところを痛打されることが多かったが、腰痛は消えたというから安心しています。オフに取り組んだ“フォーム改造”も上々」(巨人番記者)

 長嶋茂雄終身名誉監督も、エースの復活を喜んでいるという。「ミスターは“菅野が(オフに)メジャーに行くなら、15勝以上して、チームを日本一にしなければならない”と言っている。“メジャーには胸を張って行け”というエールです」(球団関係者)

 ブルージェイズに移籍した“山口俊の穴”を埋めるのが、サンチェスだ。「オープン戦では日本のボールとマウンドに戸惑って炎上しましたが、コーチ陣は“グライシンガーのようなタイプ”と、活躍に太鼓判を押しています」(前同)

 ただ、原辰徳監督には“誤算”もあるとか。「原さんは、今季の前半戦は菅野を“中5日”で投げさせて貯金を作り、後半戦は休ませる作戦を立てていました。つまり、先行逃げ切りで優勝を狙うと。その作戦が、開幕延期で難しくなるかも」(前出の番記者)

 うれしい誤算もある。「ケガで出遅れていた左のエース候補のメルセデスが、開幕に間に合う可能性が出てきました」(前同)悲喜こもごもなのだ。

■DeNA、阪神は?

 続いて、昨季2位のDeNAを見てみよう。

「18年の新人王、東克樹が左肘の手術で今季絶望なのは痛いが、球界No.1左腕の今永昇太を筆頭に、石田健大、濱口遥大と3枚も左腕をそろえているのは有利。打線は、筒香嘉智の穴を新外国人のオースティンが埋めてくれそう。DeNAは手ごわいですよ」(スポーツ紙デスク)

 巨人の原監督も、DeNAを警戒しているという。「東が戦線離脱したのを喜んでいましたからね。パットン、エスコバーとリリーフ陣も一流、日本代表の守護神、山﨑康晃も健在。原さんが警戒するのも納得です」(前同)

 昨季、CSに進出した阪神はどうか。

「エースの西勇輝は堅調。首脳陣の期待は、低目を攻める投球で昨季9勝を挙げた青柳晃洋に集まっています。中日から移籍したガルシア、制球力がある新助っ人のガンケルが、メッセンジャーの穴を埋められるかも注目です」(虎番記者)

 ただ、阪神がV戦線に絡むためには、藤浪晋太郎の復活が不可欠だという。

「イップスが収まってきて、オープン戦では好投も見せた。球の“すっぽ抜け”も激減しましたね。ただ、無観客試合だったのが気になる。大観衆を前に同じように投げられるか」(前同)

 3月16日発売の『週刊大衆』3月30日号では、セ・パ12球団全ての「開幕エース&先発ローテ」を予想している。

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