沢尻エリカに続き…主演でも入館不可!大河『麒麟がくる』にコロナ危機!!

日刊大衆

沢尻エリカに続き…主演でも入館不可!大河『麒麟がくる』にコロナ危機!!

 中国湖北省武漢市を発生源とする、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっている。

 3月10日に安倍晋三首相が、大型イベント開催自粛について「今後、おおむね10日間程度の継続」を要請したことを受け、翌11日、2月29日から臨時休園している東京ディズニーリゾートは3月15日としていた休園終了を、4月上旬に延期すると発表。

 さらに「第92回選抜高校野球大会」も新型コロナウイルス感染拡大を受け、大会を中止することが決定した。また、その他の多くのイベントや行事が中止・延期などの対応を迫られることが予想される。

 新型コロナウイルスの影響はテレビの制作現場にも及んでおり、2月25日にはNHKが、公開番組を観客を入れずに開催するか、中止及び延期することを決定。

 27日にはフジテレビも観客を入れて収録する番組の観覧中止を決定したため、3月8日に生放送された『R―1ぐらんぷり2020』(フジテレビ系)は無観客で実施された。

 制作会社関係者は話す。

「NHKでは、3月16日の月曜日より、新型コロナウイルス対策として、NHK放送センターに入館するすべての人に対して、サーモグラフィーによる体温測定を実施することを決めたそうです。すでに報道にもありますが、3月9日、NHK関連団体の50代の女性が新型コロナウイルスに感染したため、このような措置を取ることにしたのではないでしょうか。

 37.5度以上の発熱が確認された場合、入館することはできなくなり、スタッフ・演者問わず、まず別室に連れて行かれることになるとのことです。スタッフの間では、普通の風邪などで熱がある場合は入館できないと困るので、入館直前まで冷却ジェルシートをおでこに貼るしかないかな、なんて話も出ていますが、それでは本末転倒ですよね……。

 また、新型コロナウイルス感染を恐れて、一部の芸能人からは“NHKに近寄りたくない”という声も上がっているようですよ。もっとも影響を受けそうなのは、出演者もスタッフも多い大河ドラマ麒麟がくる』ではないでしょうか」

■信長登場でドラマは盛り上がりを見せるが……

 長谷川博己(43)が明智光秀を演じる大河ドラマ『麒麟がくる』。

 放送開始直前の昨年11月、主要キャストの沢尻エリカ(33)が違法薬物所持で逮捕・起訴され、急遽、代役に川口春奈(25)を立てて再撮影をするなど、何かと話題を呼んだことも記憶に新しい。

「沢尻の一件の話題もあったのか、初回の平均視聴率は19.1%(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進を切りました。ところが徐々に下降を続け、3月8日の視聴率は13.7%に。もちろん悪くはない数字ですが、8日の放送では染谷将太(27)演じる織田信長が登場し、ドラマはまさにこれから勢いに乗るところだったんです。

 それがここにきて、NHK放送センターで徹底的な新型コロナウイルス対応です。大河ドラマは大河ドラマには大勢のスタッフが携わっていますが、そのスタッフがただの風邪であっても37.5度以上だったら、撮影や編集には参加できない。いつものスタッフがいない、ましてや監督不在などの事態になったら撮影にも支障をきたしますよね。ただ、もっと問題なのは、出演者に発熱があった場合。主要キャスト、たとえば主演の長谷川さんに熱があった場合どうなるのか。原則では、主演であっても発熱している場合、入館できないんでしょうが、それではまったく撮影にならない。本当にどうするんでしょうか……」(芸能プロ関係者)

 スタート前から波乱続出の『麒麟がくる』は、再び訪れた危機を乗り越えることができるのだろうか⁉

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