新型コロナウイルスの影響で休館となった水族館で、ペンギンがお客さんに。悠々と魚の水槽を見学中(アメリカ)

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新型コロナウイルスの影響で休館となった水族館で、ペンギンがお客さんに。悠々と魚の水槽を見学中(アメリカ)
新型コロナウイルスの影響で休館となった水族館で、ペンギンがお客さんに。悠々と魚の水槽を見学中(アメリカ)

image credit:shedd_aquarium/Instagram

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、人が集まるイベントなどが次々とキャンセル・延期となっている事態が伝えられているが、そんな中、不安を抱く人たちの心を癒すようなかわいい動画を、アメリカのシカゴにある水族館がシェアした。

 現在、この水族館も例に倣い休館中なのだが、見物客がいない閑散とした館内をよちよちと歩くペンギンの姿をスタッフは撮影。

 スタッフたちは、この機会とばかりにペンギンたちを普段見られる側から見る側に変え、館内を冒険させたようだ。
・休館中の水族館でペンギンが冒険

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ措置として、イリノイ州シカゴのシェッド水族館も、他の多くの施設同様、3月29日まで休館となった。

 しかし、3月15日の日曜日、ちょっぴりユニークな訪問客が館内を見学する様子を水族館側はSNSにシェア。


 普段ガラスの向こう側で多くの訪問客に見られる立場にあるペンギンが、この日はガラスの反対側に出て、展示されている魚を見て楽しんだのだ。

 シェアされた動画では、イワトビペンギンの“ウェリントン”が、アマゾン館にいる魚たちを興味津々に観察。魚たちも普段とは違う見物客に、興味を持った様子だ。

 こちらInstagramでシェアされた動画では、2羽のペンギンが大きな水槽の外を歩いている。

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A post shared by Shedd Aquarium (@shedd_aquarium) on Mar 16, 2020 at 2:09pm PDT


・「休館だからこそちょっぴり贅沢な探求のチャンスを与えた」

 これほど数日にわたり見物客がいない館内など、もしかしたらこれまで一度も味わったことがなかったかもしれない動物たち。

 しかし、そのおかげでいつもは味わえないちょっとしたアドベンチャーを楽しめたようだ。

 思わず心癒されるようなキュートな動画をシェアした水族館側は、次のように話している。

館内に見物客がいないので、飼育員は動物にちょっぴり贅沢なチャンスを与えることにしました。

飼育員らは、どんな時でも新しい体験や活動、餌などを与えて動物たちをアクティブに保つよう促さなければなりません。

そこで、創造性を発揮させてこのようなペンギンツアーを行ったのです。

動物たちに探求心を与え、自然な行動を表現するよう導いています。

 なお、全米では観光施設など人が集まる場所の多くが閉鎖となっている。水族館があるイリノイ州については、先日知事より州内全てのバーやレストランが16日~30日までの休業を命じられたばかりだ。


・SNSで動画を見た人たちは…

 人々の不安を煽る状態となっている今、ペンギンの姿は多くのSNSユーザーをほっこりさせたようだ。ユーザーらからの反応は次の通り。

・もっと!もっと他の動物たちの見学シーンも見せて!!

・2012年でコロナウイルスとは関係ないけど、オレゴンの動物園では子象が館内を見学したらしいよ。


・次は是非タコに館内を見学させてやってくれ!

・水族館好きなのに行けなくて悲しい。

・なんか、ペンギンがデートで水族館にやって来たみたい。かわいい!!

・ペンギンが、小さい子供に見える。

・今、私たちに必要なのはこういう映像よ!

References:mashable.comなど / written by Scarlet / edited by parumo
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