最終回『テセウスの船』犯人は“全員+鈴”の「謎に涙する」結末か
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日曜劇場『テセウスの船』(TBS系)が、いよいよ最終回を迎える。真犯人がまったく分からないというドキドキの展開で、最終回を前にしても視聴者の間で犯人を見つけようとする“考察”が盛り上がっている。ツイッターでは「終わってしまうの寂しい」との声が早くもあがり、“テセウスロス”を心配する人が続出しているほどだ。
今回は最終回を前に、真犯人が誰か考察してみたい。まずはあらすじを簡単に説明しよう。
音臼村で起こった大量殺傷事件の犯人の息子、心(竹内涼真/26)は、事件が起きる前の平成元年にタイムスリップ。犯人として逮捕される若き日の父、佐野文吾(鈴木亮平/36)と、真犯人を探すために奔走するというストーリーだ。前回の第9話では、佐野のワープロに犯人の1人、加藤みきお(柴崎楓雅/12)の書いた文書が入っており、さらに自宅から青酸カリが見つかったことで、佐野が犯人として疑われてしまうという展開だった。
最終回を前に、犯人の目的は、これまで起きた殺人事件の罪を佐野文吾に負わせることだったと判明したが、では真犯人は? 本ドラマは原作漫画と犯人が異なり、第8話から完全にオリジナルストーリーに突入したため、原作を読み込んだファンすら犯人が分からない状況なのだ。
そんな中、ツイッターの犯人考察で話題になっているのが、第9話のラストに流された予告だ。「黒幕は誰だ」という文字とともに徳本(今野浩喜/41)ら、怪しいと思われる登場人物が1人ずつ大写しになったのだが、ここに登場したのが、まさかの子ども時代の鈴(白鳥玉季/10)。
鈴は心の姉で、現代では貫地谷しほり(34)が演じ、犯人の1人、大人になったみきお(安藤政信/44)との子どもを妊娠していた。みきおと共犯だったとしても違和感がないし、貫地谷しほりという人気女優が演じていることを踏まえても、犯人候補の筆頭といえる。
ツイッターでも「大人鈴×子ども鈴なのか」「実は黒幕は鈴」といった考察が、多数、見られた。が、次回予告の最後で佐野が「おまえだったのか」と、黒幕らしい人間に語りかけるシーンが流れた点に注目したい。佐野が娘の鈴に対してこんな物言いをするはずはないので、鈴は犯人ではないのでは?
■唐突に取り上げられた音臼祭が鍵か
ここで浮上するのが、まさかの“全員グル説”だ。「佐野を犯人に仕立てるのが目的」という点に着目すると、第9話でいきなり出てきた過去の事件「1977年に起きた音臼祭での食中毒」は、見逃せないポイントとなる。この事件では徳本の母が亡くなった。心はそのことから徳本を怪しんだが、徳本1人だけが犯人でなく、校長の石坂(笹野高史/71)や木村さつき(麻生祐未/56)らが、全員で佐野を犯人に仕立てようとしているのではないだろうか。
1977年の事件で、佐野は警察官としてなんらかのミスを犯した。もしくは、村人みんなに恨まれるようなことをやってしまった。それもあり、村人全員が佐野を罠にかけようと協力した。子ども時代のみきおは、そんな大人たちに利用されただけ……だとしたら、かなり怖い話ではあるが、これだけ話題になったドラマの大オチとしても納得できる。
推理小説の古典、アガサ・クリスティ原作の『オリエント急行殺人事件』など、全員が犯人という衝撃展開は過去にもあったが、『テセウスの船』にはどんなラストが待っているのだろう? 毎回、感動シーンが用意されていた家族のドラマでもあるだけに、最終回も泣ける結末が待っていることは間違いない。(ドラマライター・半澤則吉)
※画像はTBS『テセウスの船』番組公式ホームページより