長谷川博己が原因?『麒麟がくる』盛り上がりきれない2つのワケ (2/4ページ)

日刊大衆

一方、織田信長染谷将太/27)に嫁いだ帰蝶(川口春奈/25)は祝言をすっぽかされるが、信長はこれを詫び、帰蝶も心を許す。その後、帰蝶は父の信秀(高橋克典/55)と対峙する信長を見て、彼の胸の内を思いやる。その頃、明智光秀は後に正室となる熙子(木村文乃/32)と再会して……という展開だった。

 この要約の通り、主人公の明智光秀がほとんど出てこない回だった。約30分も画面から消え、主役感はゼロ。放送開始直後は、本木雅弘(54)が演じて話題をさらった斎藤道三ら、オジサンたちの存在感に押されていたが、将来の主君、織田信長ら役者がそろい、いよいよ影が薄くなっている。

 どうしてここまで主役の光秀が目立たないのか考えてみると、2つの理由に思い至る。まずは、毎話、主要キャラが1人ずつ増えていく独特の演出だ。大河ドラマでは珍しいことではないが、今回は登場人物が多い戦国ものだけに、毎話、誰かが初登場して注目を浴びている。

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