映画好きなら知っておきたい、世界三大映画祭って? ファンタスティック映画祭とはどう違う? (2/2ページ)
ファンタスティック映画祭では、SF、ファンタジー、ホラー、アクション、サスペンスなど、個性的でとんがったジャンル映画が集まります。
かつては『アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭』という、フランスのスキーリゾート地で開催されていた伝説の映画祭があったのですが、現在では以下の3つが三大(国際)ファンタスティック映画祭とされています。
・『シッチェス・カタロニア国際映画祭』
スペインのリゾート地、シッチェスで毎年10月に開催される映画祭です。最高賞は「最優秀作品賞」です。
・『ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭』
ベルギーの首都ブリュッセルで毎年3-4月に開催される映画祭です。最高賞は「ゴールデンレイバン」です。
・『ポルト国際映画祭』
ポルトガルのポルトで毎年2月終わりから3月初旬にかけて開催される映画祭です。「ファンタスポルト」の愛称で知られ、そのため最高賞は「ファンタスポルト最優秀作品賞」となっています。
国際的なファンタスティック映画祭では、最新のジャンル映画が見られ、そのような映画好きの人たちが観客として集まります。ですので、かなりコアな盛り上がりを見せることが多く、例えばホラー映画ファン同士で国境を超えた友情が育まれたりします。
三大ファンタスティック映画祭はどれも開催地がヨーロッパで、日本からかなり遠いですが行ってみるととても楽しいイベントであることが分かるでしょう。
三大映画祭の中で最も日本人になじみのあるのはカンヌ国際映画祭でしょう。是枝監督以前には、1997年に今村昌平監督が『うなぎ』でパルム・ドールを獲得しています。今村監督は1983年にも『楢山節考』で同賞を受賞。今村監督以前は、黒澤明監督の『影武者』(1980年)が同賞に輝きました。
日本の映画が国際的な映画祭で高く評価されるのは、日本人としてもうれしいものですね。
(高橋モータース@dcp)