読書好き・しみけんに聞いた「礎になっている一冊」とは? (5/5ページ)
――本やマンガにも「まさか」なシーンってたくさんありますけど、印象的な「まさか」ってありますか?
しみけん:それは『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王編で、天津飯が魔封波でピッコロを電子ジャーに封じ込もうとしたとき、電子ジャーに亀裂を見つけたあの瞬間ですね(笑)!あのシーンって僕らの日常でもよくあると思うんです。計画していたことがいきなりダメになったときの、人間の何とかしようという力はすごいという。
――ご自身で本を書かれる立場になって、新たな気付きはありましたか?
しみけん:発信する責任を考えるようになりました。僕の偏った考え方を読者が正しいと思ってしまうこともあるかもしれない。そこはメタ視点を持って、執筆に取り組まないといけないと思います。
――また、本の中でこれからやりたいことの一つに「性教育」をあげています。セカンドキャリアについて考えていることはありますか?
しみけん:もちろん、AV男優は生涯続けていきます。盾と剣の使い方を忘れたらいけませんし、それが一番です。だからセカンドキャリアというよりも、AVの世界の前線にいながら、この経験を発信していくという形でやっていきたいですね。もちろん、それが仕事につながればいいけれど。
――最後に、この本について新刊JPの読者の皆さんにアピールをお願いできればと思います。
しみけん:今、自分の生き方に悩んでいたり、ちょっと方向を変えたいと思っていたり、努力をしているけれど結果に結びつかないというときに、この本を役立ててもらえればと思います。
僕は常に100人中99人がやらないことをやってきました。それは1%の方をずっと選択してきたということです。そうして1%の人間になることができた。こういう努力の仕方もあるんだということを、ぜひこの本から見つけてもらえればいいですね。
(了)