着物の素材感が動画でわかる!男の着物ブランド「和次元 滴や」が新作コレクションを発表 (2/5ページ)
昨年のコレクションでは、型染めによる柄物を展開したが、今年は 絞り染などの染め加工と、刺し子や織り加工との組み合わせによる調和も見所の1つ。
麻絞り染の和慈羽袖絞り染による青竹色を縦に流した麻の和慈羽袖。裏には多色ムラ染の横段柄を配している。この羽袖の素材は、生成りに下染めし、シワ加工した麻生地に、青竹色の絞り染めが施してある。模様の縦の流れは印象的で、両袖を下ろした羽織形態での後ろ姿など、青竹色が放射状に広がり壮観。
絹の玉虫織 風土ローブシルバーから時折 赤を滲ませる玉虫織と、鈍い叢雲のような模様とを合わせた、絹の風土ローブ。赤を滲ませるシルバーの玉虫織は刀身に、前立て・袖口やフードの裏に配しエッジを効かせている冷たげな叢雲の柄を刃文に見立て、最上の素材をふんだんに使い 日本刀のイメージに纏めている。