志村けんさんが『週刊大衆』だけに語っていた!「素顔と秘話」 (2/2ページ)

日刊大衆

オレはずっと、その言葉を大事にしている」

 ある程度売れたコメディアンは性格俳優として売り出すケースも多いが、志村さんはそれもしなかった。

高倉健さん(享年83)からの直々のオファーで映画『鉄道員』(99年)に出演しましたが、あとは断っていたようです。この3月から撮影予定で幻に終わってしまった山田洋次監督(88)の『キネマの神様』は、21年ぶりの映画出演になるはずでした」(芸能記者) 

■「理想は、子どもと年配の方が同時に大爆笑してもらえること」

 19年9月2日号では、舞台に巨大な“ウンコ”を登場させることについて、こう豪語した。「俺が理想としているのはね、子どもと年配の方が同時に大爆笑してもらえることなんだよ。まさに一家団欒だよね。巨大ウンコで、年配の方にも大いに笑ってもらいたいね」

 志村さんには、『全員集合』終了後、加藤茶(77)を除くドリフのメンバーと疎遠になった時期があった。しかし17年、『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)内で12年ぶりのドリフ再集結を呼びかけた。

「これは、『全員集合』のような“セットを組んだコントの灯を消したくない”という、思いの表れのようです」(前出の放送作家)

 また、志村さんは「志村魂」というコントの舞台公演に心血を注いだ。「バカ殿、ショートコント、松竹新喜劇のリメイクなど、3時間超の大ボリュームで、まさに志村さんの魂が込められていました」(前同)

『週刊大衆』で志村さんと毎年のように対談していた麻美ゆまも、『志村魂』の常連の出演者だった。16年8月15日号では、彼女に「志村魂」を始めたきっかけを尋ねられ、こう答えている。

「お客さんの前に立たないと、ウケているかどうか分からないんだよ」

 テレビの司会などで十分に稼いでいたが、心のホームグラウンドは、『全員集合』と同じ、舞台でのコントだったのだ。

「始める前に、“舞台は儲からない”と事務所に言われたんだよ」それでも、採算度外視で取り組んだのだ。

「大掛かりなセットを組み、出演者はひたすら豪華。にもかかわらずチケット代を安価に設定したんです。しかも、公演をDVD化しなかった」(放送作家)

 あくまで、劇場に観に来てくれるお客さんを大切にしていたのだ。

 この続きは4月6日発売の『週刊大衆』4月20日号で。

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