加藤綾菜が明かした「志村けん喪失」による加藤茶の“放心状態”
「ザ・ドリフターズ」加藤茶の妻で、タレントの加藤綾菜が4月5日放送の「サンデー・ジャポン」（TBS系）に生出演した。綾菜は、志村けんさん（享年70）の急逝でショックを受けている夫の様子を明かした。
志村さんが亡くなってすぐに電話連絡がきた時、加藤茶の顔色は、みるみる蒼白になっていたという。4月1日に生放送された「志村けんさん追悼特番 46年間笑いをありがとう」（フジテレビ系）では、気丈にも涙を見せることなく“弔辞”を読み上げた加藤だったが「追悼番組が終わったほうが、ガックリきたみたいで。声もかけられない。ずっと放心状態。昨日も泣いてて、全然元気がなかった」という。
また、時折報じられていた加藤と志村さんの確執については「いろいろ噂があったとは思うんですけど、親友みたいに仲がよくて。志村さんから電話がきたら、すっごい加トちゃんは笑ってた」と2人のエピソードも明かした。
「1974年3月に荒井注さんが脱退する際、志村さんをメンバーに推したのは加藤茶なんです。それを恩義に感じていた志村さんは『リーダーはいかりや（長介）さん。でも自分の師匠は加藤さん』とおっしゃっていました。ずっとかわいがっていた後輩であり、仲間だった志村さんに先立たれた加藤の悲しみは、想像以上でしょう」（演芸評論家）
ウイルス感染を危惧して、見舞うことも看取ることも、通夜さえも許されなかった。残された者の悲しみは深い。
