合わせ鏡は悪魔を呼ぶ?世にも奇妙な世界に伝わる10の迷信 (6/7ページ)

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このために、ルワンダの女性はヤギ肉を食うべからずとされていた。 

 一見、女性を気遣ったかのような迷信だが、本当のところは男性諸氏が美味しいヤギ肉を独り占めしたかっただけなのかもしれない。


・1. カルロス・メネムの名を口にしてはいけない(アルゼンチン)

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 カルロス・メネムとは、1989~1999年にかけてアルゼンチンの大統領だった人物だ。国民はどうも彼の治世には相当懲りているらしく、これ以上禍に見舞われてはたまらないと、その名前を口にすることすら忌み嫌う。

 2001年の経済危機はメネムの政策が原因であるとされる。だから、メネムの名を口にしてはいけないのか? いいや、それは表向きの理由だ。本当は裏の、真に恐ろしい理由があるのだ。

 その発端は、メネム大統領に指名された大臣が2人も早々に死んでしまったことだ。さらに1990年、メネムがあるサッカー選手の膝を叩いたことがあった。すると間もなく、その選手は膝を故障してしまったのだ。

 メネムに祟られた被害者は、テニス選手、レーシングドライバー、ダンサー、歌手など多岐にわたる。メネムと握手を交わしたあるボートレーサーは、事故でその腕を失うという大怪我まで負った。メネムの呪いで地震が起きたという噂もある。

 他人に災をもたらすメネム本人も無事ではなく、離婚や息子の不慮の死といった不幸に襲われた。

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