静岡随一の観光スポット・浜松周辺には、知られざる絶品グルメが目白押し♪
出典:食べログ
四季折々のグルメについて、時期によって楽しみ方が変化する「さすらいの旅人」氏が、今回から静岡県にスポットを当てて特集化!
初回となる今回は、静岡県の中でも、観光や史跡など見どころたくさんの浜松周辺に注目。
浜松ならではの人気グルメの数々をとくとご覧ください♪
①石松餃子 本店
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遠州鉄道・遠州小松駅からだと約1kmの距離なので、できれば車での往訪が望ましい「石松餃子 本店」は、1953年創業の老舗餃子屋さん。
こちらで提供している浜松餃子とは…
浜松餃子学会の解説によると、「3年以上浜松に在住して、浜松市内で製造されている餃子」が条件となっており、具材は、浜松で生産が盛んだった、キャベツ・タマネギ・豚肉がメインで、白菜・ニラなどは使用せず、皮は薄皮で茹でモヤシが添えられいる一品。
餃子界の2大勢力、浜松餃子と宇都宮餃子の違いは、キャベツ・タマネギなどを使った餡を薄皮で包んだのが浜松餃子で、白菜・ニラなどを使った餡を厚めの皮で包んだのが宇都宮餃子ということ。
さて、こちらの名物「餃子15ヶ」を注文すると(最小ロットは10ヶ)、丸いお皿に風車のように、円型に盛り付けられ、そのセンター部分に茹でモヤシが鎮座。
まずは、酢と胡椒のみで食べてみると、キャベツと豚肉の甘みを感じ、とても優しい味わい☆
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こちらの餃子の具材は、タップリのキャベツと豚肉のみ、薄めの皮も自家製で、初代店主・名切義久さんの味を忠実に受け継いだ餃子は、シンプル・イズ・ベスト!
季節により、産地を厳選した甘みのあるキャベツ、そして味の決め手となるお肉は、臭みのない地元・遠州産の豚肉で キャベツの甘みをより一層引き立て、深みのある味わいに仕上げています。
餡の繊細な味を引き立てるため、仕上がりがなめらかで、モチモチ感のある薄めの皮と、餡の相性も抜群で、少し甘めの酢醤油のオリジナルタレによく合います。
今や、東京・池袋にもお店を展開する人気店ですので、浜松にお越しの際は、本店の味わいをぜひご賞味くださいね♪
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◆石松餃子 本店
・場所:静岡県浜松市浜北区小松1145-1
・電話番号:053-586-8522
・営業時間:ランチ/11:00~14:00
ディナー/17:00~20:00(土・日・祝は16:30~)
※定休日:水曜・木曜
☆このお店のより詳しいレビューを見たい方はコチラから☆
「さすらいの旅人」氏がおすすめする、静岡県の絶品グルメ☆
②むつぎく
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JR・浜松駅の南口から徒歩3分のところに位置する「むつぎく」は、1962年に創業した、こちらも老舗の中華料理店。
2011年に移転し、今の場所にて営業を行っています。
餃子の種類は、小(8個)・中(12個)・大(16個)・特大(20個)の4種類で、この他にもラーメン類や一品料理、ドリンク類などが取り揃えられています。
一人での往訪だったので、「餃子・中」を頼むと、上記「石松」同様、丸いお皿に風車のように円型に盛り付けられ、そのセンター部分に茹でモヤシ添えられた餃子が登場。
こちらも、酢と胡椒のみで食べてみると、キャベツがタップリの野菜餃子のようで、とてもヘルシー!
次に、お店オリジナルの自家製タレに付けてみると、酸味の効いた甘酸っぱい感じで、とてもサッパリしています。
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具材は、キャベツ・豚挽肉・ニンニクがメインで、その餡を薄皮で包んで香ばしく仕上げています。
半分くらい食べたら、酢醤油に「からし」を加えて食べてると、キャベツと豚肉の甘さに、ピリ辛感が加わり、ヘルシー餃子が少しばかりパワーアップ☆
※ちなみに 浜松ではラー油のことを「からし」と呼んでいます。
卓上にある無料のつぼ漬けとモヤシが箸休めとなり、気が付けばあっという間に完食!
ちなみに、「むつぎく」は、先代が「石松」の餃子味に惚れ込んで、お店をスタートとのこと。
こんな風に、美味しさが継承されて続ける浜松餃子は、地元民ならずとも多くの人々に愛される不滅の人気グルメですよ☆
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◆むつぎく
・場所:静岡県浜松市中区砂山町356-5
・電話番号:053-455-1700
・営業時間:ランチ/11:30~14:30
ディナー/17:00~21:30(日・祝は~21:00)
※定休日:月曜・第2第4火曜(その他不定休あり)
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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、静岡県の絶品グルメ☆
③むつ菊
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遠州鉄道・助信駅から徒歩3分のところで営業する「むつ菊」は、地元民に愛される餃子専門店。
前述した「むつぎく」とこちらの「むつ菊」は、元々親戚関係とのことですが、現在は味も異なり別々の道を歩んでいるようで、味を食べ比べてみるのも一興でしょう。
休日ともなれば行列ができる「むつ菊」は、餃子(10・15・20・26個)のほか、味噌やきホルモンとドリンク類が用意されています。
「餃子・中(15個)」を頼むと、これまた丸いお皿に盛り付けられ、そのセンター部分に茹でモヤシという、浜松餃子の王道スタイル。
お店特製の酢醤油を付けて食べてみると、外はカリカリ、中はジューシーで、これまで食べた浜松餃子の中で一番香ばしい☆
「むつぎく」と比較すると、タレは酸味を抑えた甘辛い感じ、ニンニクは控えめで、片面がカリっと焼き上げているため、反対側の薄皮のモチモチ食感が際立っています。
ラー油を付けてみると、豚肉・キャベツとタレの甘さと辛さが相まって、とてもいい感じ♪
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「むつぎく」と「むつ菊」…この両店舗の餃子を味わっておけば、浜松餃子の歴史と時代の流れが分かるのではないでしょうか?
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◆むつ菊
・場所:静岡県浜松市中区助信町41-27
・電話番号:053-472-0911
・営業時間:水~金/12:00~20:00
土・日・祝/12:00~18:00
※いずれもなくなり次第終了
※定休日:月曜・火曜
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「さすらいの旅人」氏がおすすめする、静岡県の絶品グルメ☆
④いそやき
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浜松市の郊外、イオンタウン浜松葵店の東名高速道路を隔てた南側の住宅地の中にある「いそやき」は、2011年にオープンしたいそやき屋さん。
「いそやき=磯焼き」とは、たこ焼きでも、お好み焼きでもなく、小麦粉の生地にイカ・天かす・青海苔を混ぜてハマグリの型で焼き上げ、ソースや削り節で味付けした軽食で、屋台にて販売されていたソウルフード。
作り置きは一切ナシで、注文毎に1つ1つ丁寧に作られる「いそやき」は、ハマグリ型の専用機に、イカ・天かす・青海苔が入ったトロみの強い生地を入れて焼き上げていく一品。
焼き上がると、大正時代創業の地元では有名なトリイソースを、お店独自にアレンジしたオリジナルソースに通してお皿に盛り付け、青海苔・鰹節をトッピングしたら完成!
一口食べると、いそやきと甘めのソースの相性抜群で、どこか懐かしい味わいに思わず笑顔になります♪
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たこ焼きより全体がしっかり焼き上がっていて、キャベツなどの具材が無いため、お好み焼きとも少し異なります。
浜松市民なら、誰もが知っているいそやきは、ぶらりと立ち寄って食べたい、ノスタルジックなグルメですよ☆
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◆いそやき
・場所:静岡県浜松市中区高丘北2-41-8
・電話番号:053-437-2409
・営業時間:11:00~19:00
※定休日:火曜
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浜松と言えば、餃子があまりにも有名ですが、餃子にも多彩な味わいがあることがよく分かりますね!
次回以降も、グルメの魅力たっぷりの静岡県を特集しますので、どうぞご期待ください☆
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