『全員集合』プロデューサーが語った!志村けん「若き日のヤンチャ伝説」 (1/2ページ)
テレビの追悼番組などで語られていない、志村けんさん(享年70=以下、一部敬称略)にまつわる秘話はまだまだある。
ザ・ドリフターズを極めて間近で見ていた人物が明かした、下積み時代の仰天エピソード満載の本があったのだ。その本とは『8時だョ!全員集合伝説』。今から約21年前、双葉社よりリリースされた。
著者は居作昌果氏。2005年に71歳で他界した同氏は、『8時だョ!全員集合』(TBS系)のプロデューサーであり、いかりや長介(享年72)らザ・ドリフターズのメンバーとともに、怪物番組を作り上げた人物だ。
同書では、志村がヤンチャ盛りだった若き日の逸話が、いくつも披露されている。ここでは、その一部を抜粋して紹介し、あらためて愛すべき天才コメディアンの死を悼みたい。
〈東村山在住のコメディアン志望の高校生志村けん(本名・康徳)は、なぜかいかりや長介を自分の師匠と一方的に決めていた〉『〜全員集合伝説』には、そう記されている。
68年、まだ『〜全員集合』スタート前のこと。その頃のドリフについて、江戸川大学教授で、お笑い評論家の西条昇氏はこのように語る。
「ドリフがビートルズの前座をやったのが66年ですよね。その後ぐらいから、『大正テレビ寄席』(NET系=現・テレビ朝日)にコミックバンドとして出演していました。