これはわかりやすい。社会的距離の有効性をネズミ捕りとピンポン玉で実験した動画
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コロナが蔓延する今、感染者を増やさないために、もはや社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保は世界の共通の認識となっている。
その距離は約2メートルほどと言われているが、もっと離れる必要があるとも言われている。だがどれほど言葉や統計を示しても実感がわかないという人もいる。
そこで、アメリカのオハイオ州保健省は、ピンポン玉とネズミ捕り器を使った実験動画をYoutubeに投稿し、社会的距離をとることがいかに大切かをわかりやすく紹介した。
Flatten The Curve
・ピンポン玉とネズミ捕り器で2つの実験を行う
オハイオ州保健省は、物理的な距離を維持することの重要性を視覚化する非常にクリエイティブでタイムリーな動画を公開した。
最初の実験では床にピンポン玉が乗ったネズミ捕り器を、間隔を詰めて配置。

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そこへ、上からピンポン玉1つを投げ落とす。ボールは配置されたピンポン玉の1つに当たり、そのその衝動を受けた周りのピンポン玉も次から次へと跳ね返った。
瞬く間に、跳ね返るピンポン玉の領域は広範囲に及び、床はカオス化した。

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次に、ピンポン玉が乗ったネズミ捕り器を一定の間隔を開けて配置。上からピンポン玉を投げ落としてみると、ピンポン玉は床上のどのピンポン玉も妨害することなく、ネズミ捕り器の連鎖反応はおこらなかった。
スペース(社会的距離)を置くことでカオス化(感染拡大)を防ぐことができたのだ。ピンポン玉をコロナウイルスだと考えれば一目瞭然だ。

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・マッチ棒を使って視覚化した映像も
また、ロサンゼルスのアーティストは、マッチ棒をつかって社会的距離の重要さを示した動画を作りインスタグラムに公開した。
マッチの炎は次々と燃え移っていくが、
1本が移動するとそこで炎の連鎖はストップする。
View this post on InstagramA post shared by Juan Delcan, Valentina (@juan_delcan) on Mar 15, 2020 at 5:46am PDT
ちなみに、オハイオ州は現時点では同規模のミシガン州やペンシルベニア州、イリノイ州のコロナ感染症例と比較して3分の1未満の症例数となっており、最近も物事が適切に進められているとして称賛されたばかりだそうだ。
オハイオ州のマイク・デワイン知事は、同州で積極的なシャットダウン措置を開始した最初の知事の1人だという。彼が、記者会見で語っていた言葉が印象的だ。
我々1人1人が、この戦いに参加しています。ですが、戦場に出る必要はまったくありません。ただじっと家にいるだけでいいのです。
written by Scarlet / edited by parumo