ダウンタウンがMCを務める人気番組「史上空前！！お笑いの祭典　ザ・ドリームマッチ」（TBS系）が6年ぶりに復活し、4月11日に放送された。結果は、ロバート・秋山竜次と千鳥・ノブのコンビが最優秀賞に輝いたが、一部の視聴者から千鳥・大悟、ハライチ・澤部佑のコンビを見ていたら“泣けてきた”という意外な声が集まった。

「ザ・ドリームマッチ」は、今をときめく芸人20人をシャッフルし、フィーリングカップル形式で新コンビを結成し、一夜限りのネタを披露するという番組。今回の出場メンバーは、秋山竜次（ロバート）、オードリー、くっきー！（野性爆弾）、サンドウィッチマン、霜降り明星、千鳥、チョコレートプラネット、ナイツ、バイきんぐ、ハライチ、山里亮太（南海キャンディーズ）、渡辺直美の20名が揃った。

　コンビを決めるフィーリングコーナーでは、澤部と渡辺直美の2人が大悟を指名。大悟の意中が澤部だったため、大悟＆澤部のコンビが成立した。この2人の共通点といえば…。

「澤部は4月2日に放送されたラジオ番組『ハライチのターン！』（TBSラジオ）にて、亡くなった志村けんさんを偲び、実はフジテレビで4月にスタートする志村けんさんの冠番組の第1回ゲストとして出演することが決まっていたと告白。さらには、いつか大悟、澤部の3人で共演して“コントをやりましょう”という話もしていたと明かしました。志村けんさんが亡くなった今、3人のコントは夢のまま終わってしまいましたが、今回『ドリームマッチ』で2人がタッグを組む姿を見て、志村さんのことを思い出して涙した視聴者がいたようです」（芸能ライター）

　澤部は2015年10月から17年3月まで放送されていたコント番組「志村の時間」に出演していたため志村さんと親交があり、大悟は、3月で最終回をを迎えた志村さんの冠番組「志村でナイト」（共にフジテレビ系）のレギュラーで、志村さんとはプライベートでも親交が深い。ネットでは　“志村つながり”の2人がコンビを組んで漫才を披露したことで「エモい」「めちゃめちゃ笑ったんだけど涙出た」といったコメントが飛び交った。

　かつて、「ザ・ドリームマッチ」には審査員として出演していた志村けんさん。2人の一夜限りの漫才を、天国からどう見ただろうか。

（窪田史朗）