東出昌大『コンフィ』で「棚ボタ月9復活」にフジ「ゲス炎上」戦略

日刊大衆

東出昌大『コンフィ』で「棚ボタ月9復活」にフジ「ゲス炎上」戦略

 2020年1月に、(34)と結婚していながら、唐田えりか(22)との“ゲス不倫”が発覚し、大バッシングを受けた東出昌大(32)。

 CMをすべて降板し、新規の仕事も決まっていない東出だが、新型コロナウイルスの影響で、予想外の“地上波復帰”を果たすことになった。

「4月27日から、長澤まさみ(32)主演のドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の傑作選が再放送されるんです。コロナの影響で織田裕二(52)主演の『SUITS/スーツ2』が、20日放送の第2話をもって放送を延期。その代わりとして“月9”の枠で2018年4月から同枠で放送されていた『コンフィデンスマン』が再放送される。同作には東出はメインの役で出演していますから、“棚ボタ”の復帰といえるでしょうね」(制作会社関係者)

『コンフィデンスマン』公式ツイッターによると、公開延期になっている劇場版『プリンセス編』の特別映像も放送されるという。

「本来『プリンセス編』は、5月1日に公開されるはずでしたが、東出の不倫騒動が影響し、公開前に行われるはずの出演者によるPRでの露出が一切なかった。東出を出すわけにはいかない、と宣伝担当者は頭を抱えていたと思いますが、結局、公開は延期され、ある意味で救われたところもあったのではないでしょうか。

 不倫報道が過熱していた時期の『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)でも、主演のはずの東出がCMにほとんど映らない異常事態となり、視聴者の反感を恐れての配慮だったのでしょう。

 しかし、不倫が発覚してからおよそ3か月が経過し、そろそろ、過去のネタとして扱える時期になったのでは……とフジテレビは考えているのではないでしょうか。

 実際、公式ツイッターに投稿された“公開延期のお知らせ”でも、東出が長澤と、ブルース・リーのコスプレをしてポーズを決めている写真が掲載されています。不倫騒動を沈静化したとみている証拠だと思います」(前同)

『コンフィデンスマンJP』公式ツイッターより

■再放送は東出が中心のエピソード

 4月27日からの再放送の初回が、東出演じる“ボクちゃん”がメインのエピソード、第3話『美術商編』であることも、話題を呼んでいる。

「ボクちゃんは、いつもダー子(長澤)らに振り回される、お人よしの詐欺師です。不倫騒動発覚前は、“ちょっと棒読みっぽいけど、東出のキャラと合ってる”と、ハマリ役として評判も良かった。

『美術商編』は、そんなボクちゃんが、悪徳美術評論家・城ケ崎(石黒賢)に弄ばれて自殺未遂をした美大生・ユキ(馬場ふみか)の仇討をしようと、ダー子(長澤)たちと奮闘するエピソード。

 騒動の経緯を聞いたダー子は、ユキは画家として有名になりたかったから、城ケ崎に“ピロービジネス”してたんじゃないか、と推察したんですが、これに対してボクちゃんが、

“彼女は純粋に(城ケ崎を)愛していたんだ! 弄ばれたんだよ!”

 と、怒るシーンがある。現実では東出が唐田の女心を弄んだかのような行動をしていたと考えると、なんとも言えないセリフですよね……。

 ほかの東出の出番が少ない回ならまだしも、東出の出番をカットすると話が成立しないこの回を初回にチョイスするあたり、フジテレビの意図的な炎上商法ではないか、という疑惑が出てきますよね」(テレビ誌記者)

■フジの炎上戦略は成功するか

 フジテレビは、埼玉県を徹底的にディスった映画『翔んで埼玉』や、ほぼ毎回出演者の誰かの卑怯な行動が話題を呼ぶ、リアル鬼ごっこバラエティ『run for money 逃走中』、MCの坂上忍(52)の思い切った発言がしばしば炎上する『バイキング』など、話題と炎上が表裏一体の関係にある番組が印象深い。

「1981年に“楽しくなければテレビじゃない”というスローガンで、一時は大成功を収めたフジテレビですが、2020年現在でも、そのモットーが通用すると考えているのではないでしょうか。たしかに、一線を越えなければ“炎上”も、ある意味で視聴者が番組に期待しているところではありますからね。

 ただ、多少ほとぼりが冷めたとはいえ、いま東出で攻めるのは少し早すぎる気もします……。

 SNSでも今回の再放送について、“東出はもちろんカットだよね?”、“東出観たくないから、踊る(大捜査線)でいい”、“ボクちゃんははまり役だけど、世間が許すのかな?”など、以前に比べて減ってはいるものの、やはり難色を示す声も見られました。

“杏を裏切ったサイテー夫”として、特に既婚女性を中心に、いまだに東出を許せない人も多い。今回の再放送を機に“叩き”が再発する可能性は大いにある。非常に微妙なラインだと思うんですが……。

 フジはいまいち世間の空気を読み切れていないところがあり、4月8日放送の『バイキング』でも、リモート出演した松嶋尚美(48)が“家で友達と遊んだ”と発言し、危機感がない、とやはり炎上しています」(前出の記者)

 コロナに関する話題で鎮静化したとはいえ、まだ東出を許せない視聴者も多い。今回の“ゲス炎上月9作戦”は、吉と出るか凶と出るかーー。

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