サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「高素質ウィスパリンホープが穴」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「高素質ウィスパリンホープが穴」

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、慌ただしく桜花賞、皐月賞が行われたが、今週から舞台は東京、京都開催に移行する。そして来週から再びGI戦が始まることになるが、コロナ禍をなんとか避け、無事に競馬が続けられることを祈るのみだ。

 今週はGI戦の、いわば谷間。それでも東西とも注目すべき重要な一戦がメインで、好メンバーがそろう。東京開幕週のそれは、オークストライアルのサンスポ賞フローラS(上位3着までに優先出走権が与えられる)。フルゲート(18頭)必至とみられており、桜花賞に出走しても上位争いを演じられたのでは、と思える馬も見当たるほど。

 中でもスカイグルーヴはその筆頭だろう。牡馬に伍しての京成杯は2着に敗れたが、正攻法に出ての惜敗。叔父に、あのドゥラメンテ(皐月賞、ダービー)がいる良血であり、早くからオークス路線のシナリオができていた逸材だ。

 その他にもアカノニジュウイチ、ウインマリリン、クロスセル、ホウオウピースフル、レッドルレーヴなど各厩舎期待の素質馬が有力視されており、まさにオークスを控えて目が離せない重要な一戦である。

 ただ、このレースは人気、有力どころで決着することは少ない。03年に馬単が導入されて以降、これまでの17年間、その馬単での万馬券は6回(馬連では5回)。この間、1番人気馬は6勝(2着2回)、2番人気馬は3勝(2着4回)で、1、2番人気馬によるワンツー決着は4回。荒れるか、堅いか、両極端でもあるが、波乱含みの一戦であることには違いない。

 その理由の一つとして言えるのは、コース形態だろう。中山のマイル戦と並んで、府中の芝2000メートルは外枠が不利だからだ。スタートして加速がつくところに急に折れる最初のコーナーがあり、多頭数になるほど外枠を引いた馬はロスを強いられやすいのだ。

 もちろん、7枠、8枠でも勝ち負けした馬はいるが、だいたいにおいて力が抜けて有力視されていた力量馬。そのへんは知っておくべきだろう。

 さて今回は、1勝クラスの中にも力を秘めた魅力的な存在が少なくない。

 除外のおそれもあるが、穴党としては、抽選待ちの1勝クラスの馬に目をつけたい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「高素質ウィスパリンホープが穴」」のページです。デイリーニュースオンラインは、リヴァージュセイウンヴィーナスウィスパリンホープ水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧